ウッドデッキテラスのタイプ3選🤩【屋根セット-囲い-目隠しを紹介します】
【更新日】2022.06.18.
ウッドデッキテラスについて悩んでいます😔
テラス屋根セットやテラス囲いって、どんなものですか?もし目隠しをDIYでやるなら、後付けってできるんですか?
それとそのうち工事するかもしれないので、評判口コミの良い業者の探し方があれば教えてください。
あるいはこんな感じ。
- ウッドデッキとテラスの違いはなに?
- テラス屋根は後付けできるの?
- どのくらいの費用がかかるの?
こんなふうに悩んでいる人に向けて書きました。
この記事を読むことで、実現できることは以下です。
- ウッドデッキテラスがどんなものか分かる
- 屋根セットとテラス囲いのおすすめ商品が分かる
- 評判の良いウッドデッキ工事業者の探し方が分かる
上記のとおりで、この記事の目次は下記です。
このページの内容
それでは、ひとつずつ解説していきます。
⭐この記事のライター(記事の信頼性)⭐
菅間 勇
2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者
埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。
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・【工事依頼の問合せ】月50件を達成
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子供と古典文学をこよなく愛す、3児の父親です。
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。
毎年60件以上の外構工事を行い、多種多様なウッドデッキをたくさん施工した経験があります。
ウッドデッキテラスとは?【違いは何?】
ウッドデッキとテラスに違いは何?
ウッドデッキとは、もともと船の甲板のことで、建築では庭につくるエクステリアアイテムのことです。材料は木材や人工木。
テラスとは、もともとフランス語の「盛り土」のことで、建築では地面より一段高いスペースのことです。材料はコンクリートやタイルなど。
ウッドデッキは室内の延長、テラスは庭の一部、と表現されることもあります(ややこしい!)。
テラスの詳細はこちらです⏬
テラスとは?バルコニー・ベランダとの違い🤔【建築おしゃれ施工例も紹介します】
ウッドデッキテラスとは?
ウッドデッキテラスとは、上の2つを合わせたもので、室内を延長させて庭に作った構造物になります。つまり、「庭にもうひとつの部屋を作る」ということです。
これを「アウトドアリビング」と呼び、1990年代に巻き起こったアウトドアブームから派生しました。おうち時間をもっと楽しむアイデアで、若い世代になるほどこの傾向が強いです。
アウトドアリビングの詳細はこちらです⏬
アウトドアリビングのおしゃれな作り方12選🤩【目隠し-DIYのポイントも解説します】
【3つ】ウッドデッキテラスのデメリット
- 施工費用が高い!
- 使わないと邪魔!
- 人目が気になって使えない
施工費用が高い!
なぜなら、テラス屋根やガーデンルームなど、値段が高いエクステリア製品を使うからです。
外構工事の中でもアウトドアリビングは工事費用が高額の部類で、作る人は予算に余裕がある人がほとんど。多くの人はオープン外構にして、庭は自分でDIYでやる人もいます。
使わないと邪魔!
その理由は、ウッドデッキテラスは広い間取りを必要とするので、使わないと邪魔になるからです。
たとえば、雨で濡れるから・虫が寄ってくるから・夏は暑いから・冬は寒いから...などいろんな理由があります。
いちばんの理由は次で解説します↓↓↓
人目が気になって使えない
これが、せっかくお金をかけて作ったウッドデッキテラスを使わなくなる理由ワースト1位!
なぜかというと、室内の床面と同じ高さに作ることが一般的で、思ったより目線が高くなり、外からの視線がストレスになるからです。
ウッドデッキテラスを作る前に、「どうやって目隠しをやるのか?」が最大の難関になります。
【3つ】ウッドデッキテラスのメリット
- 後付けできる
- 庭が楽しめる
- バーベキューができる
後付けできる
建物工事といっしょにウッドデッキテラスも作るものだと、多くの人が勘違いしています。なので、高額になるウッドデッキテラスを諦める人も多いです。
しかし「心配ありません!後付けできます!」というより外構業者にとっては、庭工事の一部なので後付けという発想がないくらいです。
また外構工事のときに予算が足りなくても、お金が貯まってからガーデンリフォームとしても作れます。かんたんなものならDIYでチャレンジしてもいいでしょう!
屋根の柱は地中に埋め込む
なぜなら、コンクリートで頑丈な基礎をつくるためです。
デッキの外側に柱を埋め込むなら、とくに問題ありません。しかしデッキの内側に柱を埋め込むなら、床材に穴を開けそこを通すことになります。
その場合、床材を外すことになりますが、難しいことはありません。つまり、ひと手間かかりますが、屋根や囲いも「後付け可能」ということです。
庭が楽しめる
これがウッドデッキテラスを作るいちばんのメリットです。たとえば、
- 子供が遊べる
- 外で食事ができる
- 休日にくつろげる
- 洗濯物干しができる
- ペットの遊び場になる
- ガーデニング作業ができる
などなど楽しみ方はいくらでもあります。
ウッドデッキ施工例はこちらです ⏬
庭ウッドデッキをおしゃれにアレンジした施工例29選👷【業者の探し方もあり!】
バーベキューができる
父親なら、これがいちばん憧れる使い方でしょう。
昨今のおうち時間が増える中、日々のストレスを解消させ家族みんなで楽しむには、もってこいのイベントです!
家族や友人を呼んでおいしい食事を楽しみ、子供たちは庭で元気に遊びまわる、これほど幸せなことは他にはありませんよね!
バーベキューができる庭づくりの詳細はこちらです⏬
バーベキューができる庭づくり設計9選🍖【目隠しある楽しむ庭にしよう!】
【3選】ウッドデッキテラスのおしゃれなタイプ
ここからは、ウッドデッキテラスのタイプを3つ紹介します。
ウッドデッキテラスをかっこ良くしたいなら、屋根や囲いを設置しましょう。
目隠しならDIYでも可能で、フェンスで囲うとプライバシーが保護できます。
1.【テラス屋根セット】日除けもできるウッドデッキ
- 屋根がセットのウッドデッキってあるの?
- テラス屋根の施工方法は2種類から選べる
- スタンダードで格安のおすすめテラス屋根
屋根がセットのウッドデッキってあるの?
結論を言うとありません!
なぜなら、屋根とウッドデッキは別々に施工するからです。また、屋根は後付けできるので、心配しないでください。
屋根セットのメリットは、いっしょに工事依頼すると、値引き率が大きくなることです(どちらも高額商品なので)。初めから屋根が欲しいと考えてたら、一緒に工事してもらいましょう。
テラス屋根の施工方法は2種類から選べる
テラス屋根には以下の2種類があります。
- 【独立タイプ】外壁に固定しない
- 【壁付タイプ】外壁に穴を開けて固定する
上の施工例写真は、独立タイプのテラス屋根です。建物のひさしが出ているので、独立式にしても雨で濡れません。
外壁が平らなら壁付けタイプがおすすめで、部屋の中に雨が吹き込む心配はなくなります。どっちがいいかは設置状況や好みによるので、工事業者をよく話し合ってから決めましょう。
スタンダードで格安のおすすめテラス屋根
商品名 | メーカー | 工事業者を探す | カタログ価格 2間×6尺 |
---|---|---|---|
レボリューA | 三協アルミ | ≫探し方のコツ | ¥156,100~ |
後付け | 壁付け | 独立式 | カラー |
◯ | ◯ | × | ブロンズ、ダークブロンズ、ホワイト、アーバングレー、ブラック、サンシルバー |
三協アルミのエントリーモデル「レボリューA」です。
値段は安いですが、機能性はじゅうぶん高いのがメリット。シンプルなデザインでカラーが6色と多く、どんな住宅にも合わせやすいです。
また屋根の形状は、アールタイプとフラットタイプの2種類があります。ナチュラルガーデンならアール屋根、モダンガーデンならフラット屋根を選びましょう。
ウッドデッキ屋根の詳細はこちらです⏬
ウッドデッキ屋根おしゃれ9選🤩【屋根付き or 後付け...どっちがいい?】
2.【テラス囲い】ガーデンルームでアウトドアリビング!
- ウッドデッキのテラス囲いとは?
- 【M.フレージ】三協アルミのおしゃれなテラス囲い
- 【ガーデンルームGF】リクシルのおしゃれなテラス囲い
ウッドデッキのテラス囲いとは?
ウッドデッキのテラス囲いとは、ウッドデッキの上を屋根と壁で囲ったものです。
テラス囲いには、サンルームとガーデンルームの2種類があり、特徴は以下。
- 【サンルーム】機密性と価格が高い
- 【ガーデンルーム】簡易型サンルームで値段が安い
このページでは「ガーデンルーム」のみ紹介します。
サンルームとウッドデッキのコラボはこちらです ⏬
サンルームとウッドデッキのおしゃれな合体3選🤩【後付け可能か?も解説します】
【M.フレージ】三協アルミのおしゃれなテラス囲い
商品名 | メーカー | 工事業者を探す |
---|---|---|
M.フレージ | 三協アルミ | ≫探し方のコツ |
カタログ価格 2間×6尺 |
屋根形状 | 耐積雪量 |
¥1,468,300~ | フラット | 20/50cm |
日除け布 | ドア | カラー |
後付け可 | あり | ホワイト・ダークブロンズ・アーバングレー・サンシルバー |
ガーデンルームはフレキシブルな構造を持つのが魅力です。
たとえば、画像のように窓で囲ったクローズタイプから、フレームのみで構成されたオープンタイプまであります。あなたのライフスタイルに合わせて、どんな構造にするか選びましょう。
また、画像のようなウッドデッキテラスにすることで、開放感あふれるリビングの誕生です。室内からの一体感が生まれ、親子でのびのび過ごせる憩いの空間になります。
インテリアから見たテラス囲いの画像
ガーデンルームのいちばんのメリットはその開放感で、機密性を大事にするサンルームにはできません。
そこで、以下のような使い方がおすすめです!
- 【フルオープン】光と風を満喫できる半屋外
- 【フルクローズ】落ち着ける部屋として使用
- 【適度にオープン】天気のいい日に日向ぼっこ!
囲いのあるウッドデッキテラスが、自宅を最大限に楽しむいちばんのアイデアです!庭でBBQパーティーを開いたりして、家族や友人を呼んで楽しみましょう👍
【ガーデンルームGF】リクシルのおしゃれなテラス囲い
商品名 | メーカー | 工事業者を探す |
---|---|---|
ガーデンルームGF | リクシル | ≫探し方のコツ |
カタログ価格 2間×6尺 |
屋根形状 | 耐積雪量 |
¥592,300~ | フラット | 20/50/100cm |
日除け布 | ドア | カラー |
後付け可 | あり | シャシングレー・ブラック・ホワイトなど |
ガーデンルームGFは2020年にグッドデザイン賞を受賞した、おしゃれなテラス囲いです。
高額なガーデンルームの中でも、値段が格安なのがメリット!上で紹介した「M.フレージ」の半額以下で手に入ります。
画像は正面の窓をフルオープンにしたもので、広々したウッドデッキと一体感があってかっこいいです。そこにシェードをつければ、日よけと目隠しに効果があります。
3.【目隠し】フェンスならDIYで後付けもできる!
- 【簡易的】フェンスならDIYで後付けもできる!
- 【オープンスタイル】腰高フェンスのあるデッキテラス
- 【境界フェンス】独立式の目隠しフェンスもある
【簡易的】フェンスならDIYで後付けもできる!
簡易的で安い費用でウッドデッキテラスをつくるなら、目隠しフェンスで囲うのがおすすめです。
DIYでフェンスを設置するなら、縦格子より横格子のほうが作業が楽!作り方のコツは以下。
- 【柱を立てる】後付け金具もある
- 【板と柱に下穴を開ける】割れないように
- 【横板を貼る】隙間は1~3cmぐらいがおしゃれ!
- 【転落防止や布団干しの高さ】80~120cm
- 【目隠しの高さ】150~180cm
多くの人が目隠し目的でフェンスを設置しますが、ウッドデッキをすべて囲ってしまうのはNG!風通しと圧迫感をなくすため、視線を隠したい場所だけにするのがおすすめです。
ウッドデッキ目隠しの詳細はこちらです⏬
ウッドデッキの目隠しアイデア7選🙈【おしゃれな施工例も満載です!】
【オープンスタイル】腰高フェンスのあるデッキテラス
テラス屋根のデザインに合わせて、横格子のウッドフェンスを貼った画像です。
目隠しフェンスは半分ぐらいまでですが、ウッドデッキで座って過ごすにはじゅうぶんの高さでしょう。明るい木目調カラーを選んでいるので、ワクワクテンションが上がって楽しくなります。
また、左右が抜けているので圧迫感がなく、風も通り抜ける気持ちのいいウッドデッキです。
ウッドデッキフェンスの詳細はこちらです⏬
ウッドデッキフェンスおしゃれ11選🤩【後付け可能か?も解説します】
【境界フェンス】独立式の目隠しフェンスもある
上は三協アルミのガーデンスクリーン「LALAスクリーン」を設置した画像です。
独立式の目隠しフェンスで、高さは2mぐらいあります。木目調の縦格子がおしゃれなフェンスで、強風や台風が来ても倒れる心配はまったくなし!
建物の形状で坪庭が作れるなら、上のように目隠しするのがおすすめです(狭い庭にも)。
目隠しフェンスの詳細はこちらです⏬
目隠しフェンスおしゃれ10種類🙈【かっこいい外構の施工例が満載ですよ!】
【比較表】おしゃれ度・DIY難易度・価格を比較
上で紹介したウッドデッキテラス3種類の「早わかり比較表」です。
ウッドデッキテラスの種類 | おしゃれ度 | DIY難易度 | 価格 |
---|---|---|---|
![]() 屋根セット |
★★★★ | 難しい | 高い |
![]() テラス囲い |
★★★★★ | プロでも難しい | 高額 |
![]() 目隠し |
★★★ | かんたん | 安くできる |
※それぞれの種類には、このページ内の詳細にリンクしています。
【デッキ比較】ウッドデッキとタイルデッキの特徴を比較
参考までに、庭に施工するウッドデッキとタイルデッキを比較します。
タイルデッキにも屋根と囲いが施工できるので、ウッドデッキと比較してみてください。
ウッドデッキ | タイルデッキ | |
---|---|---|
質感 | 木製で温かみがある | 無機質のコンクリート |
見た目 | ナチュラル | モダンでスタイリッシュ |
寿命 | 人工木なら20年ぐらい | 半永久 |
DIY難易度 | 小さいなら可能 | 難しい |
費用 | 20万円~ | 20万円~ |
メンテナンス | 人工木なら楽 | 水で洗える |
BBQパーティー | 焦げる | 掃除が楽 |
夏の照り返し | ほとんどない | きつい |
デザインの自由度 | 限られる | 無限 |
サイズにもよりますが、工事見込み価格はほとんど一緒です。
ただしタイル工事ができる職人は少ないので、業者に依頼しやすいのはウッドデッキでしょう。ちなみにわたしはウッドデッキ施工は余裕ですが、タイルデッキ工事は不可能です。
そして、どちらを選ぶかの基準は以下。
・汚れるなら「タイルデッキ」
・くつろぐだけなら「ウッドデッキ」
下でおしゃれな施工例を載せておくので、見比べてから決めるのがいいでしょう ⏬
もしタイルデッキにも興味を持ったら、見積もりのときに「ウッドデッキとタイルデッキの両方お願いします」と依頼してください。外構業者ならどちらでも工事できるので、気にする必要はまったくありませんよ。
【売れ筋ランキング】楽天とアマゾンでチェック!
参考までに、人気のあるウッドデッキテラスの楽天・Amazonの売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
それでは最後に、「無料で評判の良い工事業者の探し方」を紹介して終わりにします。
【無料】評判の良い工事業者のかんたんな探し方 🉐
ウッドデッキテラスを設置して、庭を思いっきり楽しみたいです。
もし評判の良い業者の探し方があるなら、ぜひ教えてください!
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- 近くの評判の良い業者が探せる
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まとめ
記事のポイントをまとめます。
- ウッドデッキテラスがどんなものか分かる
- 屋根セットとテラス囲いのおすすめ商品が分かる
- 評判の良いウッドデッキ工事業者の探し方が分かる
以上の3つです。
この記事では、ウッドデッキテラスのおしゃれなタイプを3つ紹介しました。いかがだったでしょうか?
ウッドデッキテラスの価格や設置費用は高く、とくにテラス囲いはエクステリア商品の中でも高額の部類です。その分、完成したら家族みんなが大満足でき、毎日ウッドデッキテラスで過ごしたくなりますよ!
もし予算がなかったら、目隠しフェンスで囲うだけでも、立派なウッドデッキテラスになります。
すでにウッドデッキがあるなら、DIYでチャレンジするのも楽しいですよ。
すぐ下の関連ページで「ウッドデッキの屋根・ウッドデッキの目隠し・DIYウッドデッキの作り方」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はご覧になってください😊
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以上、ウッドデッキテラスのタイプ3選🤩【屋根セット-囲い-目隠しを紹介します】…という話題でした。
更新:2022年06月18日|公開:2022年06月18日