シラカシの木は目隠しや生垣に最適🌳【株立ちはシンボルツリーにしよう!】

【更新日】2021.12.25.


悩む夫婦

シラカシを庭木として植えるかどうか悩んでいます😔

庭木に選ぶメリットには、どんなものがありますか?植えた後の、剪定方法や育て方も教えてください。


こんな人に向けて書きました。

ポイントは次の3つです。

  • シラカシとは?
  • 庭木におすすめな理由5つ
  • 通販で買えるおすすめシラカシ3種類

記事を読み終えると、シラカシが庭木としてどんな魅力があるか分かり、もう庭木に選ぶかどうか迷わなくなっているでしょう😊


当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事の専門会社」です。

年間200本以上の庭木を植え、植えた後の管理・剪定なども行っています


シラカシの木は目隠しや生垣に最適🌳【株立ちはシンボルツリーにしよう!】

シラカシをまとめた画像

常緑樹のシラカシは大きくなるのが特徴で、緑が美しい庭木として人気です。

しかし「シラカシのドングリってどんな形なの?」「株立ちってシンボルツリーにできるの?」「目隠し用の生垣には使えるの?」「葉っぱにはどんな特徴があるの?」「成長速度が早そうだけど剪定や育て方はどうすればいいの?」などとすごく悩むでしょう。

そこでこの記事では、シラカシの魅力・育て方・剪定方法や、庭木におすすめな理由5つを解説します。大きくなりすぎるデメリットはありますが、広い場所に植えれば立派な庭木に成長しますよ!

どうぞ最後までご覧ください😊



それでは、ひとつずつ解説していきます。


シラカシってどんな木なの?


ここでのポイントは5つ
  • シラカシってどんな木なの?
  • 名前の由来は?
  • シラカシとアラカシの違い・見分け方

シラカシってどんな木なの?

カシの木は種類が多く、ドングリの木として有名です。

一般家庭で生垣などに利用されるのはシラカシやアラカシ、アカガシなど。とくにシラカシは強健で耐寒性が強く、刈り込みに耐えるのでよく利用されます。

  • 分類:常緑高木
  • 学名:Quercus myrsinifolia
  • 漢字:白樫
  • 別名:クロガシ
  • 科名:ブナ科
  • 属名:コナラ属(マテバシイ属)
  • 原産地:東アジアの暖温帯

カシの豆知識

ふむふむ、なるほどね...

カシはブナ科の主にコナラ属の総称として用いられ、マテバシイ(Lithocarpus)のシリブカガシもカシと呼ばれます。

材は道具、器具材、薪炭材などとして優れているため、生活の中でよく利用している種類をカシと呼んでいます。そのため地方によってカシと呼ぶものの種類が異なり、関東地方ではシラカシ、近畿地方ではアラカシ、東北地方ではイチイガシ、和歌山や瀬戸内海沿岸ではウバメガシなどがあります。


名前の由来は?

漢字書くと「白樫」だが、樹皮は白くない

材木に加工した時に、その材が白いことから「シラカシ」という名前がつきました。

また、樹皮が暗灰色なので別名「クロガシ」とも呼ばれます。


シラカシとアラカシの違い・見分け方

【シラカシの葉】細かいギザギザが2/3まである

【アラカシの葉】大きいギザギザが半分まである

シラカシとアラカシの見分け方のポイントは、ズバリ「葉っぱ」です。

2つの違いは以下。

                                                   
シラカシアラカシ
葉の形細長いやや広い
鋸歯(ギザギザ)細かいギザギザが2/3まで大きいギザギザが半分まで
葉の裏毛がない毛がある

また、樹木の印象としては、シラカシは枝先が柔らかく繊細な見た目です。一方でアラカシ(粗樫)は、その名の通り粗っぽい見た目をしています。


【5つ】庭木やシンボルツリーにおすすめな理由

ここからは、庭工事歴20年以上の現役プロが、シマトネリコの魅力をたっぷり解説していきます。


おすすめな理由5つ
  1. 【強い庭木】株立ちはシンボルツリーにおすすめ
  2. 【大きくなる庭木】デメリットは大きくなりすぎること
  3. 【目隠しに使える】高木の常緑樹なので立派な目隠し
  4. 【生垣に使える】値段が安いので費用がかからない
  5. 【家を守る庭木】メリットは防風・防塵・防火に役立つ

シラカシは丈夫なのがメリットで、枯れる心配はほとんどありません。

大きくなるので狭い庭にはおすすめしませんが、広い場所なら立派な庭木になります。


1.【強い庭木】株立ちはシンボルツリーにおすすめ

株立ちのシラカシの木

シラカシ株立ちは、シンボルツリーとしておすすめの庭木です。

シラカシは強い庭木なので、生け垣として昔から使われてきました。しかし最近では、「棒ガシ仕立て」されたものをシンボルツリーとして、1本だけ植えるのが流行っています

  • 樹高:5~20m
  • 葉張り(樹冠の横幅):2~15m
  • 花色:白
  • 開花期:4〜5月
  • 用途:シンボルツリー、庭木、景観樹、防風・防火垣

シラカシには目立った特徴がありませんが、庭木らしい雰囲気と鮮やかな葉の緑が魅力です。


ドングリの木として有名なシラカシ

シラカシのどんぐり

ドングリの実がなる樹木は、日本には22種類あるようです。

たとえば以下。

  • ブナ
  • クリ
  • クヌギ
  • コナラ
  • カシ類

ドングリは果実に当たるもので、堅果(けんか)と呼ばれます。堅果が入っている殻を殻斗(けんと)と呼び、ここの模様は多種多様でみてると面白いです。

興味のある人は、こちらのページをどうぞ。≫ニッポン全国どんぐりイラスト図鑑

またカシ類の中で、庭木によく使われるのがシラカシ。夏の終わりにドングリ(堅果)ができ始め、年内に緑色から茶色に熟します


2.【大きくなる庭木】デメリットは大きくなりすぎること

立派に育ったシラカシの木

シラカシは冬に落葉しない常緑樹で、5~20mほどの高木となる樹木です。

そのため、田舎の広い庭に植えるには最適で、昔からよく植えられてきました。はっきり見える幹と大きな樹冠を持った、高木へと成長する特徴があります。

しかし都会の住宅街だと、狭い庭しかないので窮屈で植えづらいです。大きくなりすぎるのがデメリットなので、植える場所をしっかり選んでから判断しましょう。

また、定期的に剪定をしないと、手に負えなくなるほど大きく育つので注意が必要です。


一戸建て住宅なら株立ちがおすすめ!

なぜなら、株立ちなら単木より大きくならないので、剪定や管理がしやすいからです。

株立ちなら3~4mぐらいで維持ができますが、2mぐらいでコンパクトにするのは難しいでしょう。大きくしないシンボルツリーが欲しいなら、シラカシは諦めたほうがいいです。


3.【目隠しに使える】高木の常緑樹なので立派な目隠し

庭木としての魅力に乏しいシラカシですが、目隠し目的にはすごく使えます。

程よく密な枝葉をもつ常緑樹なので、明るい目隠しがつくれるのがメリットです。完全な目隠しにはやや不向きなので、フェンスや塀を併用したほうがいいでしょう。

また、シラカシは日当たりを好みますが、明るい日陰なら生育する樹木です。貧相になりがちな北側への植栽もでき、台所やお風呂場の前に植栽すれば、外からの視線を遮る目隠しになります。


4.【生垣に使える】値段が安いので費用がかからない

背の高い生垣のイメージ画像

もともとシラカシは、生垣として利用されることが多い樹木でした。

高木樹なので背の高い「高垣」として使われ、低木樹の生垣(ドウダンツツジなど)と2段構えで作ることもあります。生垣にする目的は以下。

  • 防風
  • 防火
  • 防塵

昔から神社でも使われていて、和風住宅にも合わせやすい庭木です。その場合は竹垣を合わせると、よりいっそうおしゃれな生垣になります。


生垣とドウダンツツジの詳細はこちらです⏬

生け垣-おすすめの木5種類+おしゃれな作り方7選🌳【生垣とは何?意味もわかりますよ!】

ドウダンツツジは紅葉が美しい庭木🍂【鉢植えや育て方のコツも解説します】


5.【家を守る庭木】メリットは防風・防塵・防火に役立つ

シラカシは密になる枝葉をもつ

シラカシは丈夫な樹木で、昔から家を守るためによく植えられました。おもな目的は「防風・防塵・防火の生垣」で、建築材や木工材としても利用されました。

昭和40年代以降は景観樹として利用され始め、寸胴仕立てや棒ガシ仕立てにして植えることが多いです。また、最近では株立ち種を目隠し目的で植えることが増え、一年中葉っぱを落とさない性質が重宝されています。

また、敷地内の乾燥を防ぐこともでき、上手に植栽すれば裏方としてあなたの家をずっと守ってくれるでしょう。


【剪定】いつが最適時期?+低い高さを維持するには?


ここでのポイントは5つ
  • 最適な剪定時期はいつ?
  • 低い高さを維持するには?
  • 棒がし仕立てとは?
  • 小さくコンパクトに維持する剪定とは?
  • 剪定だけしてくれる業者ってあるの?

最適な剪定時期はいつ?

剪定の基本は以下です。

  • 【剪定の適期】6~7月、10月~11月ごろ
  • 【仕立て方法】自然樹形、棒がし仕立て

年1回だけの場合は、新芽が固まる6月に剪定しましょう。


低い高さを維持するには?

シラカシは萌芽力が旺盛でしかも丈夫!すごく育てやすい庭木です。

しかし、明確な幹と大きな樹冠を持った高木と成長するため、定期的に剪定をしないと、手に負えなくなるほど大きく育つので注意が必要です。

そのため目的の高さに達したら、芯を止めて樹高を抑制します。また、横枝も切り詰めて伸張を抑制します。

頂眼から新しい枝葉が5~7本、あるいはそれ以上萌芽するので、定期的に枝抜きと刈り込みによる剪定が必要です。


棒がし仕立てとは?

シラカシは以前、生垣として利用されることが多い樹木でした。

現在は「棒がし」という仕立てが増え、これは株立ちにして幹から小枝が出るように見せる仕立て方です。幹や枝ぶりがよく見え、枝先の柔らかさが魅力となるシラカシができます。

やり方は、太い幹を途中で切り詰めて、短い枝に枝葉がつくように刈り込んで作ります。また、幹が細いときから芯を詰めて、枝を短くした仕立て方もあります。


生垣の剪定ポイント

シラカシの生垣は、庭園の境栽にぴったりです。

剪定ポイントは、内部が枯れないようにこまめに刈り込むこと。やや強めに剪定して、側芽の萌芽を促しましょう。

防風や緑陰を目的とする高垣は、高木を用いてあらかじめ前後方向の太い枝を剪定して、横広がりの樹形に調整します。樹冠を貫通するように竹垣を設け、これに枝を誘引して壁状に仕立てるとよいでしょう。


剪定だけしてくれる業者ってあるの?

庭木の手入れ・剪定をしてくれる専門業者で、日本全国で対応してくれます。

たとえば以下が庭木の料金相場です。

  • ヤマボウシ:2,800円 ~
  • モミジ:3,000円 ~
  • コニファー:3,000円 ~
  • ハナミズキ:3,400円 ~
  • シマトネリコ:3,700円 ~

どんな庭木も剪定してくれ、たった1本でも対応してくれるのがすごいです!無料で現地調査が依頼できるので、庭木で困っていたら相談してみてください。



【育て方】広い場所の地植えがおすすめ(鉢植えはムリ)


ここでのポイントは6つ
  • 知っておくべきシラカシの基本情報
  • 植付け・移植(植え替え)
  • 水やりのコツ
  • 肥料のじょうずなやり方
  • 増やし方(実生)
  • 病気・害虫の対策と薬剤

知っておくべきシラカシの基本情報

  • 植栽適地:東北地方以南
  • 成長速度:★★★ 速い
  • 日照:★★☆ 中間
  • 土壌の乾湿:★★☆ 中間
  • 根の深さ:★★★ 深くて広い
  • 耐寒性:★★★ 強い
  • 耐陰性:★★★ 強い

シラカシは日当たりを好みますが、日陰でも生育する強い樹木です。

土質はとくに選ばす、乾燥に強く育てやすい樹木として、シンボルツリー初心者にもおすすめできます。


鉢植えは難しい...

シラカシは大きくなる庭木なので、なるべく鉢植えは避けましょう

ただし小さい苗木を購入し、ある程度の高さまで育てたいなら大丈夫です。大きくなったら、広い場所へ植え替えましょう。


植えつけ、移植(植え替え)

露地栽培の苗木の植えつけ適期は5月頃と期間が限られ、コンテナ栽培の苗木はいつでも植えられます。

大きめの植え穴(深さ50cm以上)の底に、元肥として鶏糞3:堆肥7ぐらいの割合で入れ、間土した上に植えつけます。高さ1.5m以上、太さ3cm以上の苗には支柱を立てましょう。


移植は難しい!(プロの植木屋に依頼しよう)

シラカシの移植は難しく、とくに幼木から植えた木の移植は難しいです。

シラカシの根は真下に成長し、あまり横に枝分かれしません。中心となる真ん中の太い根が傷つくと、枯れる可能性が高くなるからです。

移植は春先から秋までの暖かい時期に行い、気温が下がる冬は避けるようにしましょう。


水やりのコツ

庭植えは必要なく、鉢植えは乾かさないこと。


肥料のじょうずなやり方

枝葉の伸長や葉が黄色を帯びてきたら、油かすと化成肥料を等量混合して、根元から50cm程度離れたところにスコップ1杯程度ずつ4~5ヵ所に分けて埋め込みます。


増やし方(実生)

実生(みしょう)でふやします。

タネは乾燥すると発芽率が著しく低下するので、秋のとりまきが好ましいです。春まきのシラカシの場合には、翌春3月中旬頃まで湿った砂に貯蔵しておくことが大事。


病気・害虫の対策と薬剤

風通しと日当たりが悪くなるとアブラムシ・カイガラムシが発生し、それに関連してすす病が発生します。うどん粉病も発生することがあります。

害虫はDEP乳剤、エチルチオメトン乳剤で防ぎ、病気は銅水和剤で防除しましょう。


おすすめの殺虫剤・殺菌剤

【おすすめ3種類】通販で買えるシラカシの木


悩む女性

どんなシラカシを選んだらいいのか、まったくわからない...おすすめを教えてください!


それでは最後に、通販で買えるおすすめシラカシの苗木商品を紹介します!

値段相場は¥2,000~40,000ぐらい(大きさによる)です。小さい木は鉢植えに、大きい木はシンボルツリーとして地植えにしましょう。

普通種以外の種類は以下です。

  • ウラジロガシ:葉色が明るい品種

植木を植えた経験がある方なら自分で植えるもよし、初心者なら植木だけ購入して業者に依頼してもよし。業者に依頼したら、その後の手入れの仕方も、こっそり教えてもらいましょう。


1.シラカシ株立ち

価格:¥~25,000
樹高:~2.5m
おすすめ度:5.0★★★★★

庭に植えるのにぴったりのシラカシ株立ち種で、常緑樹(落葉樹ではない)なので目隠しにも最適です。

玄関前のシンボルツリーとして植えると、おしゃれに決まりますよ!

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2.生垣用シラカシ

価格:¥~15,000
樹高:~0.5m
おすすめ度:4.0★★★★☆

生け垣に使えるシラカシセット商品で、いっぺんに買えば値段も安くなりお買い得です。

シラカシは高木の常緑樹なので、外からの視線が気になる場所に植えれば、立派な目隠しが出来上がります!

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3.シラカシ単木

価格:¥~20,000
樹高:~2.0m
おすすめ度:3.0★★★☆☆

単木のシラカシで、株立ち種よりも安く手に入ります。

単木は大きくなる特徴があるので、広い場所を選んで植えるようにすると立派なシラカシに成長しますよ!

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それでは最後に、「無料で評判の良い庭業者の探し方」を紹介して終わりにします。


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まとめ【シラカシは庭木におすすめ!】

シラカシの葉っぱとどんぐり

記事のポイントをまとめます。

  • シラカシとは?
  • 庭木におすすめな理由5つ
  • 通販で買えるおすすめシラカシ3種類

以上の3つです。


この記事では、シラカシの特徴や育て方(剪定・鉢植えなど)、庭木におすすめの品種も紹介しました。いかがだったでしょうか?

シラカシはあまり特徴のない木ですが、木のお手本のような樹形で緑が美しいです。目隠しや生垣に昔から使われていて、丈夫な庭木として重宝されてきました。


シラカシの木は大きくなりすぎるので、広い場所を選んで植えましょう。

シンボルツリーなら株立ちがオススメで、3~4mぐらいで維持ができます。



すぐ下の関連ページで「シンボルツリーランキング・ソヨゴ・シマトネリコ」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


このページを読んだ人はこちらもオススメ!


以上、シラカシの木は目隠しや生垣に最適🌳【株立ちはシンボルツリーにしよう!】…という話題でした。

更新:2021年12月25日|公開:2021年12月07日


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※このサイトは【クローバーガーデン埼玉】が運営しており、当社は「外構エクステリア工事・庭づくり専門店」です👷

⭐この記事のライター⭐

菅間 勇
2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者

埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。

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