【ドウダンツツジ🌳】なぜシンボルツリーにおすすめなのか?【理由5つと育て方を解説します】
更新日:2019.09.05.
ドウダンツツジってどんな木なの?庭木に選ぶか迷っているんだけど...あと育て方も教えて欲しい。
と疑問を抱えている人の「ドウダンツツジの悩みを解決」できる記事になっています。
なぜなら、ドウダンツツジの特徴と育て方を解説し、あなたの家に植えるドウダンツツジとしてぴったりかどうか分かるからです。
この記事のポイントは次の3つです。
- シンボルツリーにおすすめな理由
- ドウダンツツジの特徴や育て方が分かる
- おすすめドウダンツツジの値段が分かる
記事を読み終えると、ドウダンツツジの魅力が分かり、もうシンボルツリーとして植えるかどうか迷わなくなっているはずです。
当社クローバーガーデンは外構と庭工事の専門会社です。年間200本以上の庭木を植え、植えた後の管理・剪定なども行っています。
【ドウダンツツジ🌳】なぜシンボルツリーにおすすめなのか?【理由5つと育て方を解説します】
ドウダンツツジは当社クローバーガーデンがおすすめする庭木です。
ドウダンツツジは春の花の美しさ、秋の紅葉、冬の枝の繊細な美しさなどが観賞の対象で、昔から人気のあった庭木です。生垣にも使われる落葉樹で、細かい小枝を密生させる特徴があり、落葉期でも目隠しの役割に使えます。
植えた後のお客様の評判もとても良く、満足度の高い庭木と言えます。
ただ植える場所を選ばず、管理もおろそかにすると、病気になったり枯れる心配もあります...でもこのページをじっくり読んでもらえれば、その解決策もしっかり解説していますので心配ありませんよ。
ドウダンツツジをあなたの家のシンボルツリーに選んでも間違いナシです。
このページの内容
それでは、ひとつずつ解説していきます。
シンボルツリーにおすすめな理由
シンボルツリーとしてドウダンツツジを植えるメリットはたくさんあり、その中から5つを選んで解説します。その前に、シンボルツリーについて簡単に説明します。
シンボルツリーとは?
シンボルツリーとは、これからあなたの家族になる樹木のことで、新築時に植えることが多いです。記念樹として長く付き合っていくパートナーになるので、大切に育てていきましょう!
- シンボルツリーに使える落葉低木樹
- 白や桃色でつぼ形の美しい花を咲かせる
- 秋の紅葉が美しい
- 目隠し目的の生け垣に使える
- 低木樹で庭のワンポイントに使える
1.シンボルツリーに使える落葉低木樹
ドウダンツツジはシンボルツリーとしておすすめの庭木です。
当社クローバーガーデンではシンボルツリーとして植え、お客様の満足度が高くクレームも少ない庭木です。
春に咲くつぼ状の小さな花と秋の紅葉が魅力です。背を高くした自然樹形、背を低くした生け垣、どちらでも育てられます。
2.白や桃色でつぼ形の美しい花を咲かせる
スズランに似たかわいらしい花が魅力です。
若葉の展開とともに、小枝の先端からつぼ状の小花を4~6個吊り下げて咲きます。
園芸品種のサラサドウダン、ベニドウダン・チチブドウダンなどはピンク色の筋の入った花を咲かせます。中国原産の常緑樹ホンコンドウダンは、普通種よりも花が大きく、こちらもかわいい花を咲かせます。
3.秋の紅葉が美しい
ドウダンツツジは代表的な紅葉樹のひとつで人気があり、兵庫県安国寺はドウダンツツジの紅葉で有名です。
紅葉は秋の気温が低く、朝夕の寒暖の差が大きい年ほど鮮やかになります。
ドウダンツツジを上手に紅葉させるポイントは、日当たりが良く、建物から離した場所(昼と夜の温度差が大きくなる)に植えることです。あとは基本的な手入れをしっかり行えば、初心者でもきれいに紅葉させることができます。
4.目隠し目的の生け垣に使える
ドウダンツツジは落葉樹ですが、目隠し目的の生け垣にも使えます。
目隠し目的には常緑樹が普通使われますが、ドウダンツツジは落葉樹では珍しく生け垣に適します。
その理由は、細かい枝を密生させるため、冬の落葉期でも外からの視線を遮ることができるからです。冬の枝の繊細な美しさも人気があります。
5.低木樹で庭のワンポイントに使える
ドウダンツツジは大きくなっても3mほどの低木樹です。
庭が広い場合は高木樹と組み合わせれば、庭のワンポイントとして存在感を持ちます。
イヌツゲが常緑樹の名脇役とすると、ドウダンツツジは落葉樹の代表的な名脇役と言えるでしょう。
ドウダンツツジの概要
- 分類:落葉低木
- 学名:Enkianthus perulatus
- 漢字:灯台躑躅
- 別名:テマリバナ
- 科名:ツツジ科
- 属名:ドウダンツツジ属
- 原産地:伊豆以西、四国、九州
- 花言葉:かわいい人、節制
ドウダンツツジの特徴
- 樹 高:1.5~3m
- 葉張り(樹冠の横幅):1~2m
- 花色:白、ピンク
- 開花期:4〜5月
- 果実色:茶
- 果実熟期:10月
- 用途:シンボルツリー、庭木、景観樹、生垣
おすすめ品種
庭木に利用されているのはドウダンツツジ、サラサドウダン、シロドウダン、シロドウダンの赤花であるベニドダンの4種類です。
樹形はどれも似ていますが、花の形がまったく異なるので判別は容易です。
ドウダンツツジの育て方・栽培のポイント
- 植栽適地:本州、九州、四国
- 成長スピード:★★☆ 中間
- 日照:★★★ 日なた
- 土壌の質:やや湿り気のある肥沃な土壌
- 土壌の乾湿:★★☆ 中間
- 根の深さ:★☆☆ 浅い
- 耐寒性:★★★ 強い
- 耐暑性:★☆☆ 弱い
植えつけ、移植
日当たりと水はけのよい場所を好み、高めに植えつけます。根を浅く張るので乾燥の害を受ける可能性があります。
西日が直射するような場所に植えるのは避けたほうがよいでしょう。
植えつけの適期は2~3月と10~11月。植えつける前は、用土にピートモス、腐葉土を2~3割混ぜて保水性を高めておくのがコツです。夏の間は、ピートモスや腐葉土などでのマルチングをするのも効果的です。
植えつけ後に摘芯(枝の先端を切り取りとって脇芽の成長を促すこと)すると、早くこんもりと育ちます。
水やり
庭植えは夏期に晴天が続き、ひどく乾燥している場合を除き必要ありません。
鉢植えは鉢土の表面が乾いたらたっぷり与え、冬期は控えめにしましょう。
肥料
花後に緩効性化成肥料を施します。
紅葉を楽しむためには、夏の間は十分に日光に当てて葉を生育させ、秋には肥料分が切れるよう少なめに施すのがポイントです。
ふやし方
挿し木で簡単に増やせます。
2~3月に前年枝を10~15cmに切って赤玉土などに挿し木します。あるいは夏にその年伸びた枝を10cm前後に切って、鹿沼土のような保水性・通気性のよい用土にさし木してもよいでしょう。
病害虫
乾燥やハダニの被害によって葉を傷めると、紅葉の美しさが失われます。乾燥する時期にはダニの発生が多くなるので、殺ダニ剤を予防的に散布して防除しましょう。
大株になると根元にヒメボクトウの幼虫が発生するので、年に数回殺虫剤を散布しましょう。
ドウダンンツツジの剪定のポイント
基本の剪定
太い枝はあまり発生しなく小枝を密に発生させるので、刈り込みバサミで十分剪定可能です。
新梢の固まりかけた5~6月に刈れば、秋の紅葉は十分楽しめます。
サラサドウダン、シロドウダンは自然樹形が観賞の対象になるので、樹形を損なわないよう間引き剪定を行いましょう。
丸刈り剪定について
庭植えのドウダンンツツジは、丸く刈り込んだ樹形に剪定されることが多いです。
ツツジと同じように、夏に翌年の花となる花芽が分化するので、夏以降の剪定は行わないこと。丸刈り剪定は、花後なるべく早く行います。冬の枝姿や紅葉を楽しむ場合には、花芽分化に関係なく、いつ剪定してもよいでしょう。
一般には5~6月に丸刈り剪定をし、正月前に徒長枝を刈りそろえます。数年、丸刈り剪定を行って樹高が高くなった場合は、太い枝や幹の部分まで低く切り戻しをします。2~3年で細い枝が密生し、元の樹形になります。
剪定のポイント
刈り込み剪定と透かし(間引き)剪定を交互に行うのがポイント!
これは風通しと日当たりを良くし、病害虫の被害に合わないようにするのが目的です。
細い枝の太さに統一させるのがコツで、落葉期に太い枝や枯れ枝などの不要枝を間引きます。また、萌芽力旺盛で細かい枝が無数に育つので、花後に樹冠から飛び出す枝を刈り込んで樹形を整えます。
ただし、刈り込み剪定ばかり続けると、樹冠内枝葉が増え内部が蒸れて枯れてくるので、面倒臭がらずに透かし剪定もしっかり行いましょう。
ドウダンツツジの主な種類・品種
- サラサ(更紗)ドウダン:紅色の筋が縦に入る品種
- ベニサラサドウダン:紅色の花を咲かせる
- ベニドウダンツツジ:紅色の花を咲かせる
- チチブドウダン:濃い赤色の花を咲かせる
- ツクモドウダンツツジ:矮性品種
- ホンコンドウダン:中国原産の常緑樹
ドウダンツツジの販売価格帯
ドウダンツツジの価格帯は¥2,000~10,000ぐらい(大きさによる)です。
背の高さは1~2mほどで、小さい木は鉢植えに、大きい木はシンボルツリーとして使うことをオススメします!
植え込みについて
当社クローバーガーデンで管理できる埼玉県内にお住いの方は、「植え込みのみも可能」なのでご相談ください。
埼玉県以外の方はご自分で植えるか、できればお近くの外構・造園業者に相談することをすすめます。
草花と違い庭木は素人が植えると失敗することが多いので、特に初心者の方は業者に依頼し、その後の管理の仕方をアドバイスしてもらうといいでしょう!
おすすめのドウダンツツジ3選
どんなドウダンツツジを選んだらいいのか、教えてください!
それでは最後に、当社クローバーガーデンがオススメするドウダンツツジの商品を紹介します!
植木を植えた経験がある方なら自分で植えるもよし、初心者なら植木だけ購入して業者に依頼してもよし。業者に依頼したら、その後の手入れの仕方もこっそり教えてもらいましょう。
1.ドウダンツツジ 1.1~1.5m
価格:¥8,800(2019年09月05日時点の楽天の価格)
評価:5.0★★★★★
背の高いドウダンツツジで、1本だけでもシンボルツリーとして使うとおしゃれに決まります。自然樹形で育てれば、秋には見事な紅葉が見られます。
2.ドウダンツツジ 50cm×10本セット
価格:¥16,200(2019年09月05日時点の楽天の価格)
評価:4.0★★★★☆
生け垣用のドウダンツツジで、高さ50cm×10本セットのお買い得品です。ドウダンツツジは落葉樹ですが、細かい小枝を密生させるので、落葉期でも目隠しとして使えます。
3.口紅サラサドウダンツツジ 5本セット
価格:¥8,640(2019年09月05日時点の楽天の価格)
評価:4.0★★★★☆
花にピンク色の筋が入るドウダンツツジで、普通種の白い花に飽きた方にもおすすめです。5本セットなので生垣用に使え、もちろん秋の紅葉も美しいです。
まとめ:ドウダンツツジは庭木に最適!
記事のポイントをまとめます。
- シンボルツリーにおすすめな理由
- ドウダンツツジの特徴や育て方が分かる
- おすすめドウダンツツジの値段が分かる
以上の3つです。
ドウダンツツジは春の花の美しさ、秋の紅葉、冬の枝の繊細な美しさなどが観賞の対象で、昔から人気のあった庭木です。生垣にも使われる落葉樹で、細かい小枝を密生させる特徴があり、落葉期でも目隠しの役割に使えます。
当社クローバーガーデンも特にオススメする木なので、多くの人にドウダンツツジの魅力が伝わったらうれしいです★
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以上、【ドウダンツツジ🌳】なぜシンボルツリーにおすすめなのか?【理由5つと育て方を解説します】…という話題でした。
更新:2019年09月05日|公開:2008年10月24日
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