クチナシの花は香りが良い【実-育て方-剪定-庭木のコツも解説します】

更新日:2021.05.15.

クチナシの庭木植栽例・花・果実


悩む夫婦

クチナシってどんな木なの?庭木に選ぶか迷っているんだけど...ついでに育て方も教えて欲しい。

それと庭工事も考えているので、評判の良い業者の探し方も知りたいな。


と悩みを抱えている人に向けて書きました。

ポイントは次の3つです。

  • クチナシの木の特徴や育て方
  • 庭木におすすめな理由5つ
  • 通販で買えるクチナシおすすめ3選

記事を読み終えると、クチナシがどんな木なのかわかり、もう庭木に選ぶかどうか迷わなくなっているはずです。


当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事の専門会社」です。

年間200本以上の庭木を植え、植えた後の管理・剪定なども行っています



クチナシの花は香りが良い【実-育て方-剪定-庭木のコツも解説します】

クチナシにやってきたアゲハ蝶

クチナシは当社クローバーガーデンがおすすめする庭木です。

アジサイとともに梅雨期を代表する花木で、甘い香りを放つ白い花が人気の理由です。販売価格帯は¥1,000~5,000ほど。早春のジンチョウゲ、初夏のクチナシ,秋のキンモクセイの3つは三大香木(さんだいこうぼく)と呼ばれ、香りのよい花木として有名です。


ただ植える場所を選ばず、管理もおろそかにすると、病気になったり枯れる心配もあります...でもこのページをじっくり読んでもらえれば、その解決策もしっかり解説していますので心配ありませんよ。

クチナシをあなたの家の庭木に選んでも間違いナシです



それでは、ひとつずつ解説していきます。


クチナシの木は香りが良い【基本情報】

八重咲きのクチナシはバラのような形

ここでのポイントは4つ
  • クチナシってどんな木なの?
  • 名前の由来は?
  • 将棋盤の脚はなぜクチナシをかたどっているのか?
  • 花言葉はなに?

クチナシってどんな木なの?

常緑低木で、梅雨期に芳香のある白い清楚な花を咲かせる「人気のある庭木」です。

大輪で八重咲きの「オオクチナシ(ガーデニアとも呼ばれる)」、小輪で八重咲きの「ヒメクチナシ」、全体が小振りな「コクチナシ」など、種類は豊富で楽しめます。

  • 分類:常緑低木
  • 学名:Gardenia jasminoides
  • 漢字:梔子、口無
  • 別名:ガーデニア、センプク
  • 科名:アカネ科
  • 属名:クチナシ属
  • 原産地:台湾、中国、日本(関東以西)
  • 花言葉:幸福、優雅

名前の由来は?

クチナシの果実

「口無し」という名前は、黄赤色の果実が熟しても決して口を開かないことからつきました。


将棋盤の脚はなぜクチナシをかたどっているのか?

将棋盤の足はクチナシの実の形

将棋盤や囲碁盤の足が「クチナシの実」をかたどっている理由は、第三者の口出しを戒める(口なし)という意味があるからです。


花言葉はなに?

「幸福」「優雅」など良い意味があります。


庭木におすすめな理由5つ


おすすめな理由5つ
  1. 庭木に使える常緑低木樹
  2. 三大香木のひとつで花の香りが強い
  3. 果実は染料や着色料に使える
  4. 豊富な品種で楽しめる
  5. 和洋どちらの庭にも合う

    1.庭木に使える常緑低木樹

    クチナシの生垣・垣根の植栽例

    クチナシはシンボルツリーとしても使えるおすすめの庭木です。

    山野の雰囲気が出る樹木で、背の高い庭木と組み合わせて植えたり、グランドカバーとしても使えます。

    小型品種のコクチナシなどは、はうように伸びて高くならずにまとまるのが特徴。刈り込んで、ボーダーや花壇の縁取りに使うこともできます。

    • 樹高:0.5~2m
    • 花色:白
    • 開花期:6〜7月
    • 果実色:黄
    • 果実熟期:10〜12月
    • 用途:庭木、鉢物、盆栽、生花材料

    樹木の特徴

    樹高は0.5~2mほどの常緑低木樹で、梅雨時の6~7月に香りの強い白い花を咲かせます。

    一般住宅では庭木やグランドカバーのほか、鉢植えや盆栽、公園樹や街路樹など幅広く利用される樹木です。


    葉っぱの特徴

    まだ蕾のクチナシと艶のある緑の葉

    白い花を引きださせる「葉っぱ」も鑑賞価値があり、濃い緑色が美しいです。

    革質で光沢があり縁は滑らか、長さは5~10cmほどで先が尖っています。花が咲いていない時期も、葉っぱが楽しませてくれる庭木です。


    2.三大香木のひとつで花の香りが強い

    庭に植えた白い花を咲かせるクチナシ

    クチナシの1番の特徴は白い花で、強い甘い香りを発します。

    早春のジンチョウゲ、初夏のクチナシ,秋のキンモクセイの3つは三大香木(さんだいこうぼく)と呼ばれ、香りのよい花木として有名です。そこに冬のロウバイを加えてもいいかもしれません。

    開花は梅雨時の6~7月で、直径5~8cm、普通種の一重咲き種は6裂し平らに咲きます。八重咲きの品種は普通種より大型で、バラのような形をしています。

    特にガーデニアとも呼ばれる西洋種のオオヤエクチナシは、花が大きく樹高も普通種より高くとても豪華な印象を与えます。私は普通種の可憐な姿のほうが好きですが、八重咲き種のバラのような姿もおしゃれでかっこいいです。

    関連ページ

    ロウバイの花は香りが良い【育て方-剪定-鉢植え-種類も解説します】

    沈丁花は香りの良い庭木【育て方-挿し木-剪定のコツも解説します】

    金木犀は香りの良い庭木【育て方-剪定-開花時期も解説します】


    3.果実は染料や着色料に使える

    クチナシの葉っぱと果実

    クチナシのオレンジ色の果実にはいろんな使い道があります。

    10~12月に熟す果実は、長さ2~3cm、先端にがく片が残るかわいらしい形をしています。ただし一重咲き種のみ結実します。


    色素の使い道が豊富

    昔から薬用や染料として利用されてきました。これは黄色い色素「クロシン」で、カロテノイドの仲間です。

    具体的には、おせち料理の定番「栗きんとんや栗の甘露煮」、たくあんなどの着色に使われます。そのほか和菓子・ゼリー・クッキーなどにも。

    また平安時代からは、着物の染料としても使われてきました(現代ではハンカチなどの小物が多い)。

    中国ではクチナシの果実を「山梔子(さんしし)」と呼び、古くから消炎や鎮静の漢方薬として使われます。


    色素の抽出方法

    収穫した果実を乾燥させ、煮出した汁を染料や着色料に使います。興味のある方はぜひチャレンジしてください!

    ただし八重咲き種は結実しません。


    4.豊富な品種で楽しめる

    白く美しいクチナシの花

    クチナシには豊富な園芸品種があります

    普通種は一重咲きで可憐な印象を持ち、代表的な八重咲き種のオオヤエクチナシは豪華な印象を持ちます。そのほか、コクチナシなどの小型品種もあります。

    一重咲き種の使い方は、庭や花壇に植え、グランドカバーや縁取りとして使いましょう。

    八重咲き種の使い方は、鉢植えとして植え、その豪華な姿を楽しみましょう。


    5.和洋どちらの庭にも合う

    クチナシのかわいらしい白い花

    クチナシは、あなたの家が和風でも洋風でも合わせられます。

    和風の庭では昔から重宝されてきた庭木で、明るい花を咲かせることから洋風住宅にも植えられるようになりました


    【クチナシの育て方】挿し木のポイントも解説


    • 植栽適地:関東地方以西
    • 成長スピード:★★☆ 中間
    • 日照:★★☆ 半日陰
    • 土壌の質:壌土
    • 土壌の乾湿:★★☆ 中間
    • 根の深さ:★★☆ 中間
    • 耐寒性:★★★ 強い
    • 耐暑性:★★★ 強い
    • 耐陰性:★★☆ 中間

    クチナシは半日陰でも育つ庭木ですが、日当たりが良い方が花つきが良いです。高めに植えつけて加湿を避けるのがコツです。

    クチナシは寒さと乾燥に弱いので注意が必要です。乾燥対策としては、夏と冬には株元に腐葉土やワラを敷くマルチングが効果的です。また、寒さ対策としては、冬の寒風が防げる場所に置き、関東以北ではビニールハウスに入れて冬越しさせましょう。


    植付け、移植(植え替え)

    クチナシは暖地性植物なので、暖かくなった4月中旬~6月下旬が植えつけ適期です。もしくは真夏を除き9月頃植つけます。

    鉢植えの場合は、通常4月頃に植え替え替えましょう。


    肥料

    庭植え:2~3月に寒肥として鶏糞、骨粉などを施します。

    鉢植え:春と秋に化成肥料、または骨粉などを施します。


    増やし方

    挿し木でふやすのが手軽で簡単です。


    挿し木のポイント

    挿し木の適期は6~8月ごろです。

    春に伸びた新梢から勢いのあるものを選び、葉を数枚残し10cmくらいの長さに切り挿し穂を作ります。切り口は斜めにし、水を入れたコップに数時間つけ水あげします。これは発根を促す目的があります。

    植木鉢に鹿沼土か赤玉土を入れ、挿し穂を半分ぐらいの深さまでさします。たっぷり水やりをし、日当たりの良い場所で育てます。

    クチナシは暖地性植物なので、冬の寒さと乾燥を嫌います。関東以北ではビニールハウスに入れて冬越しさせましょう。


    病害虫

    オオスカシバの幼虫、アブラムシ、カイガラムシのはっせいが見られます。


    オオスカシバの幼虫が大敵!

    オオスカシバの幼虫が6~8月に発生します。

    クチナシの主要害虫オオスカシバの幼虫は、独特のしっぽを持ち体が大きく、一晩で葉やつぼみを食い尽くしてしまうほどです。

    防除方法として、食害された葉や幼虫の糞を目安に探して捕殺します。褐色の幼虫もいますが、葉と同じ緑色の幼虫は見つけにくいので、注意して探してください。

    おすすめの殺虫剤

    【クチナシの剪定】花後にすぐやりましょう


    • 適期:7~9月
    • ポイント:花が咲き終わったらすぐ!
    • 仕立て方:自然樹形、生け垣

    剪定は花が終わったらすぐ、1日も早く行いましょう!

    花芽分化期は7~9月で、新梢の先端にできるます。

    7月以降の剪定は注意して、樹形を乱す部分の枝のみを剪定するようにしましょう。時期が遅いと花芽を落とすことになり、翌年花が咲かなくなります。

    もしこの時機を逃したらその年はそのままにして、翌年の花後に刈り込みます。


    樹形の整え方

    自然樹形のクチナシ

    クチナシは自然樹形に整えるのがおしゃれで、あまり強い剪定をせず、伸びすぎた枝や立ち枝を付け根から切り戻し、込み枝を間引き程度にしましょう。刈り込んで球形仕立てやスタンド型仕立て、楕円形仕立てなどにすることもできます。

    剪定は花後すぐに行いますが、樹高を低くしたい時も、この時期に任意の高さに刈り込むこと。刈り込み仕立の場合は、花後すぐに刈り込んで、枝数を増やします。


    コンパクトに維持するコツ

    クチナシを狭い庭や鉢植えにしたい場合は、なにより小型の品種を選ぶことが大事です。おすすめは、コクチナシやヒメクチナシです。

    剪定のポイントは、立ち上がる強い枝を樹冠より少し深いところで切り戻します。そして、樹冠から飛び出した枝を切り戻します。そうすると、株の広がりを抑えられ、コンパクトに仕立てることができます。


    剪定だけしてくれる業者ってあるの?

    剪定だけ依頼したい人は、「剪定110番」へ相談してみてください。日本全国対応してくれます。

    「1本あたり2,890円~」でプロによる庭や庭木の手入れ、高所など作業しにくい庭木の剪定に困っている方におすすめです。



    【クチナシの種類】八重咲き・斑入り品種もある

    庭に植えたクチナシ
    • コクチナシ:花径が3cmほどの八重咲き種
    • ヒメクチナシ:普通種より小さい八重咲き種
    • ヤエクチナシ:稀品種でほぼ入手不可能
    • オオヤエクチナシ:八重咲き種でガーデニアとも呼ばれる
    • フイリクチナシ:葉に淡黄白色の斑が入る品種

    通販で買えるおすすめクチナシ3選


    悩む女性

    どんなクチナシを選んだらいいのか、まったくわからない...おすすめを教えてください!


    それでは最後に、通販で買えるおすすめクチナシの苗木商品の紹介です。

    値段相場は¥1,000~5,000ぐらい(大きさによる)です。背の高さは30~80cmほどで、小さい木は鉢植えに、大きい木は庭木として地植えに使うことをオススメします。

    植木を植えた経験がある方なら自分で植えるもよし、初心者なら植木だけ購入して業者に依頼してもよし。業者に依頼したら、その後の手入れの仕方もこっそり教えてもらいましょう。


    1.クチナシ

    価格:¥4,400
    樹高:0.8m
    おすすめ度:5.0★★★★★

    大きいサイズのクチナシで、庭木やシンボルツリーとしてぴったりのサイズです。

    梅雨の時期に香りいっぱいの花を咲かせるので、毎日匂いを嗅いで気分よく過ごしましょう。

    このクチナシは「トオヤマグリーンさん」の商品です。

    ≫楽天でこのクチナシを見てみる


    2.クチナシ八重咲き

    価格:¥4,280
    樹高:0.5m
    おすすめ度:5.0★★★★★

    八重咲きのクチナシで、普通種の一重咲きよりずっと豪華な花が咲きます。

    バラのような形で華やかなので、洋風の庭に合わせるのがおすすめです。強い香りが楽しめます。

    このクチナシは「ガーデンタウンさん」の商品です。

    ≫楽天でこのクチナシを見てみる


    3.クチナシ斑入り

    価格:¥3,575
    樹高:2.0m
    おすすめ度:4.0★★★★☆

    美しいグラデーションが特徴の斑入りクチナシで、明るい雰囲気の庭が作れます。鉢植えにもおすすめです。

    このクチナシは「千草園芸さん」の商品です。

    ≫楽天でこのクチナシを見てみる


    【無料】評判の良い庭業者の探し方

    庭木を植えるだけでなく、庭工事もいっしょにやって欲しい人いますよね?

    そこで庭×外構業者をかんたんに探せる「無料一括見積もりサイト」を紹介します。このサービスをおすすめする理由は以下の3つです。

    • 無料で見積り依頼できる
    • 近くの評判の良い業者が探せる
    • 1社だけでなく数社見積もりできる

    無料で相見積もりできるのが最大のメリットで、適正な工事価格がわかり、依頼した業者の工事が適正かどうか比較検討できます

    このサービスを使えば「時間とお金の節約になる」ので、興味のある方はぜひ利用してみてください⏬


    まとめ:クチナシは庭木に最適!

    記事のポイントをまとめます。

    • クチナシの木の特徴や育て方
    • 庭木におすすめな理由5つ
    • 通販で買えるクチナシおすすめ3選

    以上の3つです。


    アジサイとともに梅雨期を代表する花木で、甘い香りを放つ白い花が人気の理由です。販売価格帯は¥1,000~5,000ほど。早春のジンチョウゲ、初夏のクチナシ,秋のキンモクセイの3つは三大香木(さんだいこうぼく)と呼ばれ、香りのよい花木として有名です。

    当社クローバーガーデンも特にオススメする木なので、興味があったらぜひ植えてみてください😊


    このページを読んだ人はこちらもオススメ!


    以上、クチナシの花は香りが良い【実-育て方-剪定-庭木のコツも解説します】…という話題でした。

    更新:2021年05月15日|公開:2012年11月26日

    現在の位置:ホーム > 庭木 > クチナシ




    RELATED


    ※ このサイトについて

    「クローバーガーデン埼玉」が運営するサイトで、当社は「外構エクステリア工事・庭づくり専門店」です👷

    ⭐この記事のライター⭐

    菅間勇(すがまいさむ)
    2級建築士・甲種危険物取扱者

    埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。

    このオウンドメディアで「外構×庭づくり」情報を発信(月間平均40万PV)。サイト経由の売り上げ「年8桁」、工事依頼の問合せ「月50件」達成。

    子供とNetflixをこよなく愛す、2児の父親。


    ⭐ 無料で評判の良い業者が探せます ⭐

    当社で対応できない方は、こちらのページをご覧ください⏬

    ≫無料で「あなたの地域の業者」を探す方法はこちら🤔
    これで業者探しは失敗しませんよ!


    新築外構・エクステリア工事一式庭・ガーデン工事リフォーム工事

    オープンクローズセミクローズシンプルモダン南欧風プロバンスナチュラルモダン洋風和風・和モダンカジュアル

    門柱庭ガーデンまわり駐車場・車庫塀・囲い・境界外構アプローチ玄関アプローチ花壇まわりテラスまわり

    塗り壁・ジョリパットタイルブロック塀レンガ石張り舗装土間コンクリートカーポートウッドデッキフェンス目隠しフェンス角柱機能ポールサイクルポート立水栓・外水道テラス屋根パーゴラシンボルツリー(植木)物置庭砂利|門扉、表札、インターホン、ポスト、照明、芝生