更新日:2020.06.21.
工事費90万円。埼玉県さいたま市北区。セミクローズスタイルで南欧風プロバンス新築外構エクステリア工事の施工例です。童話の世界にでもありそうな、ヨーロピアンスタイルの建物に合わせたエクステリアデザインに完成。
お客様の強いこだわりが感じられる建物に合う外まわりをデザインするということで、大変難しい注文となりました。特に塀のデザインは難しく、角を丸くし風窓を入れるなどの工夫を凝らし、何度もお客様と悩みながらの完成となりました。
「メルヘンチックな写真を撮りたいから、ポーズをしてくれ!」と頼んだら、快くお茶目なポーズを決めてくれました!こんなふうにいつも楽しく仕事をしています。
この現場が終わり、ホームページ用に題名を考えていたら「ユメルヘンハウス」という名前が浮かびました。これは私が作った造語で、「夢のあるメルヘンチックな家」を短くまとめたものです。なかなかいいネーミングでしょ?
塗り壁と石張りの組み合わせで、表札もおしゃれなものを選びました。玄関前で目立つということで、カーブをきれいに見せるのが難しかったです。風窓も縦長の大きなものを作り、よく目立つアクセントとしました。塗り壁だけだと軽く見えがちなデザインを、下に石張りをすることで重厚感のある門柱となります。また、センスのいい表札もお客様に選んでもらって、まとまりのある門柱の完成です!
かわいらしいピンクの立水栓を選び、中央の四角いデザインがポイントです。受けが大きいものを選び、バケツも無理なく置けるサイズですね。以外に気がつかないのは、小さい受けを選んでしまって、バケツが入らなく斜めに水を汲むという面倒くさいことになってしまうということです。スペースに余裕がある場合は、なるべく大きなものを選びましょう!
カーブをつけた石張りにし、両サイドに花壇の草花とタマリュウを植えました。建物や塀の色に合わせ、ピンク色の自然石を選びました。カーブさせることで柔らかい印象を与えることができます。また、少なくなりがちな緑を、こういうすき間に入れることも大事です。
大変施工が難しく、緩やかな山が一番の見せどころです。また、風窓も丸く仕上げるのは至難の業です。ある程度の下地をブロック塀で作り、あとはモルタルを少しずつ乗っけながらカーブを作っていきます。きれいに仕上げてくれた職人さんに感謝です。
高級感のあるフェンスです。鋳物フェンスはスタイリッシュなものが多いので、洋風の建物にはおすすめのフェンスです。基本的に高さは低いので、オープンスタイルのエクステリアに相性がいいです。
入口にカーテンゲートを設置し盗難防止としました。できれば自転車も正面に置きたいものですが、敷地の関係で裏に置く場合もあります。ここの敷地は、建物裏の幅が大きかったので、自転車をすんなりと置くことができます。扉をつけることで盗まれる心配もありません。下には砂利を敷いて、自転車のタイヤが汚れないように工夫しました。
この現場はカーブや壁をくりぬく作業が多かったので、とても手間がかかりました。こう曲がってああ曲がってとあっちこっちに作るカーブが印象的な現場でした。きれいに完成したのでうれしかったです。
お客さんもとてもいい人でした。奥様はとても美人でビックリしました☆
⭐この現場を設計したデザイナー⭐
菅間 克己(すがま かつみ)
(公社)エクステリアプランナー
当社クローバーガーデンの設計を一手に引き受けるデザイナー
営業から設計、実際現場に出て職人作業も行い、打ち合わせから工事終了まで常に依頼主と接しています。
異業種とのコミュニケーションを大事にし、新しい視点でユニークなデザインが提供できるよう日々努力しています。
以上、ユメルヘンハウスのエクステリア工事👷【夢のあるメルヘンチックな施工例です】…という話題でした。
更新:2020年06月21日|公開:2009年01月26日