芝生の手入れ【夏編7-8-9月🥵】夏枯れの原因と対策方法も解説します!
【更新日】2021.08.21.
芝生の手入れで悩んでいます😔
梅雨から夏にかけて、やるべき作業を教えてください。それと夏枯れにも注意したいので、対策方法も知っておきたいです。
こんな人に向けて書きました。
この記事のポイントは次の3つです。
- 芝生の夏の手入れとは?
- 6月-7月-8月にやるべき作業
- 夏枯れの原因と対策方法とは?
記事を読み終えると、夏場の芝生を手入れする方法がわかり、美しい芝庭がつくれるでしょう😊
当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事専門会社」です。
毎年60件以上の外構工事を行い、庭の芝張りもよくやっています。
芝生の手入れ【夏編7-8-9月🥵】夏枯れの原因と対策方法も解説します!
芝生の夏の手入れは暑さとの戦いで大変ですが、しっかり管理すれば美しい芝庭が作れます。
しかし「夏の手入れって何をするの?」「夏の芝刈り頻度は?」「夏の水やり回数の目安は?」「目土や肥料はどうするの?」「夏枯れの原因と対策はなに?」などとすごく悩むでしょう。
そこでこの記事では、梅雨時期の6月から真夏の8月にかけて、やっておくべき芝生の手入れを解説します。夏枯れ対策もありますよ!
どうぞ最後までご覧ください😊
このページの内容
それでは、ひとつずつ解説していきます。
芝生の夏の手入れとは?【芝刈りが大事!】
芝刈りは週1回やろう!
なぜなら、6~8月の梅雨時期から夏にかけては、芝が旺盛に生長するからです。
そこで、できれば「1週間ごとに芝刈り」をやったほうがいいでしょう。とくに猛暑の夏はしんどいですが、お父さんは家族のために頑張ってください!
芝刈りをしないとどうなる?
夏場の芝生は旺盛なのですぐに伸び、ほったらかしにすると以下になります。
- 見た目がカッコ悪い
- 病害虫が発生しやすくなる
- 内部の風通しが悪く枯れやすい
雑草も伸びてくるので、こまめに駆除するのが大事です。水やり後など、土がやわらかいときが簡単ですよ。
【6月】芝生の手入れでやるべき作業
暖地型(日本芝)の手入れ
この時期は気温が高くなるにつれ、芝生の生長は活発になります。
- 【必要な作業】目土入れ
- 【肥料】30g / m2
- 【水やり】葉っぱが細くなったら
- 【芝刈り】2回ぐらいが目安(高さ20mmに維持)
6月は芝の苗が傷みやすい時期なので、痛んだ芝を回復させる手入れが必要です。芝生は夏に植えるのではなく、梅雨前に終わらせましょう。
寒地型(西洋芝)の手入れ
西欧芝の青々した緑は、まだまだ楽しめます。
- 【病害虫】被害が目立つなら殺菌剤を散布
- 【肥料】30g / m2
- 【芝刈り】3回ぐらいが目安
梅雨後は排水・蒸れに注意しましょう。
【7月】芝生の手入れでやるべき作業
暖地型(日本芝)の手入れ
最盛期を迎えるこの時期に、密生した美しい芝ができるようにしましょう。
- 【肥料】30g / m2
- 【水やり】2、3日に1回が目安
- 【芝刈り】3回ぐらいが目安(高さ20mmに維持)
近年は猛暑日が増えているので、芝生の様子を見て水やりは毎日でも大丈夫です。梅雨明け後には、葉枯病も消えます。
寒地型(西洋芝)の手入れ
梅雨時期は多湿で病気の被害を受けやすく、梅雨明け後は乾燥し虫の被害を受けやすくなります。
- 【病害虫】被害が目立つなら殺菌剤を散布
- 【肥料】10g / m2
- 【水やり】1日おきが目安(やりすぎに注意)
- 【芝刈り】3回ぐらいが目安
【8月】芝生の手入れでやるべき作業
暖地型(日本芝)の手入れ
夏バテもせず、病気もほとんど発生しません。
- 【肥料】30g / m2
- 【芝刈り】3回ぐらいが目安
- 【水やり】2、3日に1回が目安
近年は猛暑日が増えているので、芝生の様子を見て水やりは毎日でも大丈夫です。コウライシバは高温と乾燥で、葉が針のように細く巻かれる状態になることがあります。
寒地型(西洋芝)の手入れ
関東以西は高温と病害虫の被害を受け、裸地化する場所が増えます。
- 【病害虫】被害が目立つなら殺菌剤を散布
- 【肥料】10g / m2
- 【水やり】毎日午前中にやる
- 【芝刈り】1~2回ぐらいが目安
寒冷地は病害虫の被害を避けられれば、美しい緑を保つことができます。
【夏枯れ】芝生が枯れる原因と対策
夏枯れとは?原因はなに?
夏枯れとは、乾燥のしすぎで芝が茶色く変色することです。
病気の可能性もありますが、日本芝は夏に強いので、多くは水不足が原因と考えられます。
逆に西欧芝は夏に弱いので、枯れるのは仕方ありません...日本芝と勘違いして水やりをし、根腐れが起こさないよう注意しましょう。
対策は水やりをたっぷりやる!
夏に入り晴天が続くようになったら、こまめに水やりをしましょう(ただし梅雨時期は控える)。とくに暑い日は朝か夕方に、復活するまで毎日水やりしましょう。
少しずつ水やりするのではなく、地中深くまで十分に水が届くようにやるのがコツです。
水やりの詳細はこちらです⏬
芝生×水やりのコツ5選💧【やりすぎない頻度-効率的な時間帯も解説します】
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 芝生の夏の手入れとは?
- 6月-7月-8月にやるべき作業
- 夏枯れの原因と対策方法とは?
以上の3つです。
この記事では、6~8月の芝生の手入れについて紹介しました。いかがだったでしょうか?
猛暑下での芝生の管理はすごく大変ですが、この時期うまく手入れできれば、ずっと美しい芝庭が維持できます。とくに日本芝には大切な時期なので、元気に育ててあげましょう!
夏場の芝刈りで嫌になり、芝生を諦める人もいます。
しかしこの時期さえ乗り越えれば、子供に最高の遊び場が与えられますよ!
すぐ下の関連ページで「芝生の秋の手入れ・芝生の水やり・芝生の雑草対策」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はご覧になってください😊
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以上、芝生の手入れ【夏編7-8-9月🥵】夏枯れの原因と対策方法も解説します!…という話題でした。
更新:2021年08月21日|公開:2021年08月01日