芝生の手入れ【秋編9-10-11月🍂】秋植えメリット-デメリットも解説!
【更新日】2021.08.05.
芝生の手入れで悩んでいます😔
夏の終わりから秋にかけて、やるべき作業を教えてください。それと、秋植えするメリットとデメリットも知っておきたいです。
こんな人に向けて書きました。
この記事のポイントは次の3つです。
- 芝生の秋の手入れとは?
- 9月-10月-11月にやるべき作業
- 秋植えのメリットとデメリット
記事を読み終えると、秋の芝生を手入れする方法がわかり、美しい芝庭がつくれるでしょう😊
当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事専門会社」です。
毎年60件以上の外構工事を行い、庭の芝張りもよくやっています。
芝生の手入れ【秋編9-10-11月🍂】秋植えメリット-デメリットも解説!
厳しい暑さの夏を終えると、芝生のある美しい庭でくつろぎたくなるものです。
しかし「秋の手入れって何をするの?」「秋の芝刈り頻度は?」「秋の水やり回数の目安は?」「肥料はどうするの?」「秋植えのポイントはなに?」などとすごく悩むでしょう。
そこでこの記事では、夏が終わる9月から晩秋の11月にかけて、やっておくべき芝生の手入れを解説します。秋に芝生を植えるポイントもありますよ!
どうぞ最後までご覧ください😊
それでは、ひとつずつ解説していきます。
芝生の秋の手入れとは?
秋になると芝も冬の休眠期に入る前なので、施肥や芝刈りなど手をかけすぎないのがコツです。
まず気温が下がってきたら、芝刈りは回数を減らします。9月にリン酸・カリウムの多い肥料を施したら、10月後半ごろからは施肥を控えるようにしましょう。
ただし、寒地型の西洋芝は涼しくなると元気になるので、芝刈りの回数を減らす必要はありません。雪腐病(ゆきぐされびょう)には、積雪前に薬剤を予防的に散布するのが大切です。
【9月】芝生の手入れでやるべき作業
暖地型(日本芝)の手入れ
夏を越えたコウライシバは、まだまだ鮮やかな緑色をしています。
- 【肥料】50g / m2
- 【芝刈り】2回ぐらいが目安
お彼岸が過ぎ涼しくなるにつれて、生長は次第に鈍化していきます。
寒地型(西洋芝)の手入れ
西欧芝は涼しくなるにつれ元気になりますが、一度裸地になると回復が遅くなるので注意しましょう。
- 【病害虫】被害が目立つなら殺菌剤を散布
- 【肥料】20g / m2
- 【水やり】週2~3回ぐらいが目安
- 【芝刈り】2回ぐらいが目安
芝生面を密生させるため種をまき、発芽を待ちます。オーバーシーディング(オーバーシード)の芝ではイタリアン種の種をまき、冬の緑化に備えましょう。
【10月】芝生の手入れでやるべき作業
暖地型(日本芝)の手入れ
夏まで施肥・水やりの管理をしっかりやっていれば、雑草が生えないほど緻密な美しい芝生になります。
- 【芝刈り】1回が目安(年内はもう必要ない)
葉はまだ緑色で美しいですが、葉や茎の生長は急速に衰えます。土壌処理剤で除草すると、雑草の発芽を抑制する効果あるのでやってみましょう。
寒地型(西洋芝)の手入れ
葉は鮮やかで美しい緑色です。
- 【肥料】30g / m2
- 【芝刈り】3回ぐらいが目安
- 【水やり】新芽が30mmぐらいになるまで毎日
種まきをした場合は発芽が始まるので、踏まないように気をつけます。新芽が50mmになるまでは、刈り込みを控えるのがコツです。
【11月】芝生の手入れでやるべき作業
暖地型(日本芝)の手入れ
葉は少しずつ枯葉色となり、生長が止まって休眠状態に入ります。夏までに肥料をじゅうぶんやっておくと、葉の褐色を遅らせることが可能です。
- 【やるべき作業】雑草の除去
雑草は面倒くさがらず、しっかり抜きましょう(小さいうちに)。冬を越してしまうと、雑草の地下茎が深くなって抜くのが厄介になります。
寒地型(西洋芝)の手入れ
裸地となった場所には、タネを蒔いた後に出た新芽が出そろいます。株が分けつして緻密な芝生が完成して、秋の最盛期となります。
- 【肥料】30g / m2
- 【水やり】週2回が目安
- 【芝刈り】2回ぐらいが目安
オーバーシードした芝ではコウライシバが西欧芝の下に隠れ、芝面は西欧芝へと入れ替わります。
【秋植え】メリットとデメリットを解説
芝張りの適期は「春と秋の2回」で、どちらかというと春の方がおすすめです。
芝生を秋植えするデメリット
春植えと比較すると以下です。
成長が遅いので、完成するのは春以降になる
冬に芝生が伸びないので、心配になるかもしれません。しかし日本芝は休眠しているので、あわてずじっくり待ちましょう。
芝生を秋植えするメリット
春植えと比較すると以下です。
暑くないので、水やりなどの手間がかからない
春植えの場合は、夏場の水やりが大変!上手にやらないと枯れてしまうので、秋植えのほうが水やりの手間が楽です。
秋植えの適期は?
彼岸がすぎて涼しくなる「9月下旬ごろ」が適期です(西洋芝も一緒)。
遅くても10月上旬ぐらいまでにやっておきましょう。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 芝生の秋の手入れとは?
- 9月-10月-11月にやるべき作業
- 秋植えのメリットとデメリット
以上の3つです。
この記事では、9~11月の芝生の手入れについて紹介しました。いかがだったでしょうか?
涼しくなってくる秋は、少しずつ手間がかからなくなります。日本芝は休眠の準備に入り、西洋芝は最盛期ですごく美しいです。
芝生を植える時期は春と秋の2回。
秋植えするなら、彼岸過ぎの9月下旬がおすすめですよ!
すぐ下の関連ページで「芝生の冬の手入れ・BBQができる庭づくり・子供が喜ぶ庭遊び」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はご覧になってください😊
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以上、芝生の手入れ【秋編9-10-11月🍂】秋植えメリット-デメリットも解説!…という話題でした。
更新:2021年08月05日|公開:2021年08月02日