更新日:2018.12.03.
熱帯アジア、アフリカに5種が認められる。塊根をつくり、それを株分けて栽培する。日当たりでひどく乾燥しない場所がよく、通気性と保水性を高めておくこと。
アジアには59種があり、日本には15種が自生していて、その半数は日本特有のものであって、いずれも観賞価値は高い。耐寒性に富む。
夏から初秋植えの球茎をもつ球根植物である。オランダで、多くの交配品種が作出され、日本で市販されている多くは、これで占められている。
北半球に90種、日本には12種が分布している。園芸植物として栽培されているのは20種ほどである。寒さに強い植物。
日本にもツルボが自生している。耐寒性の秋植え球根植物で鱗茎を作る。春咲き、初夏咲き、夏咲きに分けられるが、日本では夏咲きは市販されていない。
春咲き種と夏咲き種に大別されるが、日本では、夏・秋咲きの有皮鱗茎をもつ秋植え球根植物が種である。西半球の温暖地に70種程が認められる。
秋植え球根植物。日当たりのよく、水はけのよい有機質に富む肥沃な土壌を好む。清潔な土を使うように注意する。植えつける間隔は密植すると花が咲いた時に迫力がある。
チリ原産のものは耐寒性に欠け、北ブラジル原産のものは夏の暑さには弱く、春や秋によく生育する。南アメリカに50種が認められている。
水湿の場所から乾燥のひどくない場所に、広く分布している。根茎や塊茎をつくる春植え球根植物。水湿の場所から乾燥のひどくない場所に広く分布。
春植え球根植物で寒さに弱い。オランダから前処理した球根が輸入され、秋から春先にかけて自由に花を見ることができる。
花の数と葉の数が比例しているので、店では葉の多いものを選んで買う。夏の高温多湿な日本では、開花した球根は6月より水を徐々に控えて休眠させ、涼しい場所に保管する。
秋植え球根植物。落葉樹の下などの半日陰で栽培する。冬は霜除けが必要となる。球根は傷つきやすいので気をつける。
秋植え球根植物で寒さに少し強い。春、開花後に葉が黄変したら掘り上げる。網袋などに入れ、夏は涼しい陰地に吊るして秋まで保存する。
秋植え球根植物。浅植えは分球が多くて開花が少ない。深植え二階球をつくるので、球根の高さと同じくらいの覆土がよい。夏草の間や落葉樹の下に植えるとよい。
園芸品種として扱われるのものは、露地で栽培される耐寒性球根と温室植物に区分できる。800種程が全世界に分布していて、そのうち人気オススメの8種類を紹介。
半耐寒性球根植物。秋に地上部が枯れるが、そのままにしておき、冬に球根を掘り出して植え替える。花色は白・ピンク・白とピンクの咲き分けなど。
春咲き球根植物。耐寒性があり、高温多湿に弱いため、梅雨に入り葉が黄変してきたら掘り上げて貯蔵。貯蔵条件が悪いと奇形花になったりする。
春植え球根植物で寒さに弱い。根茎を生き生きした芽をつけて分割し、仮植えして発芽させたものを定植する。熱帯や亜熱帯に広く分布して約50種。
中央および地中海沿岸地方に9種認められ、春咲き種と秋咲き種がある。下向きに花を咲かせ、可愛らしい形に人気がある。
主要種も多くの変化があり、自生地で生じた変異株か、栽培中の変異株か不明なものが多いため、園芸品種の成立過程は複雑で明らかではない。
多年草の中で地下部に球状や棒状をした養分貯蔵期間をもち、それ自体、個々の植物体として生育・開花・繁殖する植物をいう。
夏には遮光が必要で、雨除けをした方がよい。腐りやすいので定期的に殺菌の剤散布を行う。サギソウは日本の本州、四国、九州の日当たりのよい湿地。
3~4年は据え置き、葉が混み合い花立ちが悪くなってきたら、葉の1/3ほど枯れ込む6月頃に掘り上げ、日陰で通風のよい軒下などで乾かしてから分球し、冷暗所で貯蔵。
夏から秋植えの球茎を持つ耐寒性の球根植物で、秋咲きと春咲きがある。地中海沿岸地方から小アジアにかけて80種が認められている。
春植え球根植物。花後は徐々に水やりを控え、完全に乾いたら枯れた茎葉を切り取り、鉢ごとトロ箱に詰め貯蔵する。
球根は、大球性のもとの小球性のものに大別され、小球性は繁殖力が旺盛で、強健である。北半球に200種が分布し、日本には18種が自生している。
大きな属で、生育環境も様々であるが、いずれも球茎をつくる。夏咲き系統と春咲き系統に大別される。アフリカを中心に250種類が分布している。
耐寒性球根植物。1つの根茎から1個~数個の花茎を伸張させ、数輪の花をつける。花色は豊富で、赤・ピンク・橙・黄・白がある。
夏植え球根植物。花後も潅水を続け、冬は防寒して、翌年葉が枯れたら潅水を中止し、乾燥させて夏を越させる。鉢植えであれば鉢のまま乾燥する。
春植え球根植物。日当たりと水はけのよい場所で、雨除けをして栽培。主として施設内で鉢植えか、地植えにする。
秋植え球根植物。球根の植え込みは寒地で9~10月頃、暖地で10~2月が適期。冬に土が凍るような場所では、干し草かオガクズで保温する。
春植え球根植物。高温多湿と寒さに弱く、東北地方や北海道の夏に本領を発揮する、塊根をもつ。
更新:2018年12月03日|公開:2018年11月30日