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天然用土とは?7種類を紹介

天然用土とは?

天然用土とは、自然にある物を利用して人間が手を加えて作った用土で、それぞれ使い道が異なります。赤土、黒土、荒木田土、真砂土、鹿沼土、砂などです。

赤土

関東台地に広く分布する粘土質の火山灰土で、関東ロームと呼ばれるものの心土であり、赤褐色をしています。pH4.0~6.0くらいの弱酸性で、アルミニウム含量が多く、リン酸を不活性化してしまうので注意が必要です。

赤土のままでは通気性があまり良くありませんが、微塵をふるい分けしたものは、団粒化されており、通気性、保水性ともによい鉢植え用の用土として使われています。

赤土を大、中、小の粒径別にふるい分けしたものが「赤玉土」として広く使われています。腐葉土などの有機質資材を3~4割混ぜることによってよい鉢物用土となります。


黒土(黒ボク土)

関東ロームの表土で、赤土に落ち葉などの有機物が作用して黒色になったものです。軽くて軟らかく、有機物に富んでいます。

陽イオン交換容量(CEC)すなわち保肥力が高く、保水性にも優れていますが、通気性や排水性は劣ります。赤土と同じくpHの調整とリン酸分の施用が必要です。酸性~弱酸性で、リン酸吸収係数は大きいです。


荒木田土(田土)

水田の下層や河川の沖積土で、粘土質で通気性が悪いですが、保水性や保肥力は高いです。

単用では固まりになってしまうことがあります。キクやアサガオ、水草などの栽培に使われることがあります。


真砂土(まさど)

関西の花崗岩で風化して出来た土で、粘土分が多く、通気性がやや悪いです。

pH5~5.5くらいの弱酸性で、関西では鉢物の栽培用土として広く使われています。中部、関西地方で山砂というときはこの真砂土を指します。


鹿沼土(かぬまつち)

関東ローム層で、赤土の下層にあり、栃木県鹿沼地方で産出っされる淡黄色の軽石状の火山灰土です。pH5.0~6.0と弱酸性で、保水性、通気性に富みます。有機物や肥料分は含みません。

サツキ、シャクナゲや東洋ランなどの栽培に使われることがあります。また挿し木用土としても使われます。


川砂(朝明川砂、矢作川砂、天神川砂、白川砂など)

川砂は花崗岩等の風化物が河川の浸食・運搬中に粘土分が洗い流され、風化されにくい石英が砂となり、河川に堆積したものです。有機物を含まない河川の上流で採取されたものが利用されます。下流の粒子の細かいものや海砂は利用しません。

通気性は良いですが、保水性、保肥力はほとんどありません。挿し木用土として使われたり、腐葉土やミズゴケなどと混ぜてサボテン、盆栽などの栽培に使われることがあります。


山砂

排水性、保水性、通気性のよい山砂が栽培用土として使われます。

  • 桐生砂:鹿沼土より深部から採掘される、鉄分を多く含む砂礫。やや軟らかく、通気性と保水性があり、東洋ラン、オモト、山草などの栽培に使われる。
  • 富士砂:富士山周辺に産する黒色の火山礫で、山草栽培などに使われる。
  • 浅間砂:浅間山の噴出砂で、やや白色を帯び、富士砂と同じように使われる。
  • 日向土:宮崎県の台地の下層土で、黄褐色の軽石の細粒である。
  • 軽石:多孔質で多少の保水性があり、通気性が良い。ラン類の植え込み材料として使われる。

【作成日:2010年5月11日】


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