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土壌の生物性の改善方法は?有機物を含む堆肥を加える

土壌が荒れる理由

化学肥料を与え続けると「土壌が荒れる」、「土壌がやせる」と言われます。化学肥料は水に溶けやすく植物もよく吸収するので、化学肥料だけで十分植物を育てることができます。手軽に使用でき、堆肥などを入れる土壌改良という手間もかからないため、ついつい化学肥料に頼って栽培しがちです。

しかし、化学肥料に頼り、堆肥などの有機物の施用を怠ると、植物の栽培と同時に消費される有機物の補充ができず、結果として土の物理性や化学性が悪くなり、微生物もいなくなります。土壌中の有機物が減少することが「土壌が荒れる」原因であり、化学肥料のためにおこる現象ではありません。

土壌の生物性の改善

土壌の中には、きわめて多くの小動物や微生物(細菌、放線菌、糸状菌、藻類、原生動物など)が生育しています。これらの微生物は、地中の動植物の遺体や排泄物などを分解します。

土壌に有機物を施すと微生物が増加し、その遺体が分解され、無機化されて植物の栄養分になります。また、さまざまな活性を持つ微生物群が増加し、その結果単一の菌群、例えば病原性のある菌が増加するのを防ぐことができます。


炭素率 C/N比

土に炭素分の多い有機物(未熟な有機物)が加えられると、微生物により分解されます。このとき無機態の窒素まで微生物に吸収同化され、植物が一時的に利用できなくなります。こうした状態を「窒素飢餓」といいます。完熟した堆肥を使用しなければなりません。

炭素分の低い有機物では、分解され窒素が無機化され有効化します。有機物の窒素(N)含量にたいする炭素(C)の含量比を炭素率(C/N比)といいます。炭素率の大小は、土壌中の窒素の有効性と密接に関係があります。微生物体および土壌腐植の炭素率は10前後です。

【作成日:2010年5月10日】


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