土壌は湿潤と乾燥を繰り返すことによって土壌粒が崩れて細かくなります。それによって、気相と液相部分(孔隙)が減り、植物にとっての栽培環境が悪化します。
改善方法はよく耕すことです。耕すことによって単粒構造が壊れます。また、地面に勾配をつける、畝を立てて高くする、溝を掘って根付けた地面と排水面との高低差を設けるなどの改善方法もありますが、抜本的な解決にはなりません。
土壌に堆肥や腐葉土、ピートモスなどの有機質資材を加えることによって、水はけ、水持ちが良くなり土も軟らかくなり、団粒構造をつくるのに役立ち、保肥力を増加させることができます。
基本用土としてよく使われる赤土は、ふるい分けして、微塵を除いた赤玉土にすることにより排水が良くなります。さらに腐葉土などの有機質資材を混ざることにより、通気性や排水性が良くなります。一般的には赤玉土7:腐葉土3などの配合のものが使われます。
腐葉土の代わりにピートモスやバーク堆肥使われることもあります。有機質資材の比率を多くしたり、バーミキュライトやパーミライトを加えることにより、より通気性や排水性をよくすることができます。こうした有機質などの土壌改良資材の割合は、容積で示されます。
【作成日:2010年5月10日】