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土壌動物は3種類に分類|ミミズは勤勉な耕作者

土壌動物の役割

土壌中の物質変化を担っていて、そしゃく器官による植物遺体の噛み砕き、土壌との混和、団粒化を促進します。


土壌動物は3種類に分類

  • 大形動物:体長2mm以上;クモ・甲虫・アリ・ミミズ・ムカデ・ヤスデ・ワラジムシ
  • 中形動物:体長0.2~2mm;トビムシ・ダニ・線虫
  • 小形動物:体長0.2mm以下;アメーバ・べん毛虫類・せん毛虫類

ミミズは勤勉な耕作者

ミミズは土とともにまだ腐植化していない植物の死体を食べ、有機物の混じった肥えた土にして排出します。そうすると次は微生物が、その未消化分を食べ、お互いに助け合って住んでいます。

ミミズは土や腐植物を食べながら進んでいくので、土の隙間を増やし、水はけや空気の通りの良い土にしてくれます。このミミズにとって耕される土の量は、10アール当たり年間38~55トンにもなると言われています。

ミミズは環形動物で骨がないので排泄物にはカルシウムなどが濃縮されていて、酸性土壌の改良に役立ち、排出物は微生物により消化されやすくなっているので腐植化が進み、粘質物の排出とともに土を団粒化するのに役立っています


ミミズの素性調査

種類 ヨーロッパだけで約220種知られている
好きな食べ物 ニンジン、キャベツの葉、セロリ、肉やバター、ミミズの死体、牛や馬の糞、腐葉
嫌いな食べ物 香りのよい葉、ミミズは口が小さいので、径2mm以上の砂や固いものは食べられない
好きな場所 元来水生動物なので、じめじめした場所で酸性のあまり強くない有機物の含まれた土を好む
寿命 生け捕りにしエサや水を与え外敵から守ってやると、10年以上生き続ける
耕作能力 10a当たり約10万匹いると、年間10t近くの土を耕すことになる。フン土と5t近く出し、これは地表で約1cmの厚さに相当する
繁殖季節 春と秋、冬は寒いので休み、夏は土が乾くので休む
その他 雌雄の性器が1匹の体の中についているので、一方が頭を他方の尾に向けて交尾し、お互いに精液のやり取りをする

ミミズの土壌中での行動

ミミズがいない場合 ミミズが活動すると
酸素 土が固く、酸素が欠乏 ミミズが通った後には穴が開くので、空気が通じやすくなる
有機物 団粒構造ができない 土粒子も一緒に食べ、有機物は消化し、土粒子はこの消化物でのりづけされきれいな団粒となる
化学成分 自然状態で酸性 フン土の化学成分はカルシウムが多いので土の酸性は矯正される
微生物 微生物は少量しか存在しない 有機物は土と一緒にミミズの体内を通過し、消化され微生物にますます利用されやすい形になるので、土に活力が生まれる

【作成日:2010年4月22日】


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