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土壌の定義とは?人間が栽培に適するよう手を加えた土

土壌の生成

土は物質循環の立役者!

地球の表面は、地殻と呼ばれる岩石の層で覆われています。地球を卵に例えると、卵の殻の厚さにも満たないくらいの薄い部分です。

この岩石が雨や風、温度変化を受けて細かく風化したものに、生物の遺体などの有機物が作用して出来たものが土です。これらの有機物の一部は、微生物の働きにより分解され、水に溶けるものになり、植物の根から養分として吸収、利用されるようになります。

土は土壌とも呼ばれ、「土」は自然界にあるそのままの状態のものを指し、「壌」は「壌(かもす)」に通ずる語で、人間が栽培に適するように手を加えたものをいいます。

土壌の状態

土は、岩石が崩壊風化して出来た無機物と生物自体と生物の遺体などの固まりの部分、水などの液体部分、空気やガスの気体部分の3つから成り立っています。

固まりの部分は「固相」、液体の部分を「液相」、気体の部分を「気相」と呼んでいます。この3つを合わせて「土の三相」といい、この三相の割合を「三相分布」といいます。

三相分布は土の種類によって異なり、一定量の土を取った時に固相の量は変わらないが、液相と気相の量は、土が乾いたり、湿ったりすることによって相互に変化します。土壌にこの気相と液相が適度に存在することによって、植物が必要とする水、養分、空気が確保され植物に供給されることになります。


物質循環の立役者!

土なくして生命の流転、循環もあり得ません。現在では土を離れた植物の栽培もおこなわれていますが、その植物も最終的には土のお世話になります。

植物や動物あるいは人間の死体や排泄物や分解物は、土の中や地表に住んでいる微生物によって分解され、土に育つ植物によって吸収されて生命の流れは大サイクルの中に入ってくるから、土の世話にならずに生存できるものはほとんどいないと言えます。

日光エネルギーによって空中高く育ちゆく樹木も、野に花咲く野草類も、いつか葉が落ち、からだごと枯死し死体となって土に入ってゆくし、これらの植物の間で生活している虫類は野鳥に食われ、野草を食べていたウサギの排泄物を土が受け入れます。

動植物の死体や排泄物は、土の中で微生物の栄養になったり、分解されて植物の養分として吸収されていきます。土こそが物質循環のお世話役で、作物を栽培する耕地もまたこれらの循環の上にあり、堆肥や化学肥料の施用、耕作などの人工的に加わったより複雑なサイクルになっていくのです。

【作成日:2010年3月31日】


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