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有機農業は本当に安全か?

 農業は本来、有機農業!

有機農業は本当に安全か

 農業は本来、村にあるものだけを使って物質循環をさせながら行っていた、持続型のものであったはずで、有機農業が基本で、堆きゅう肥として肥料を施し、微生物を活用して肥料成分を無機化し、植物はこれを利用していました。

 これが農地及び地域内で循環すれば、立派な持続型農業といえるでしょう。戦前の日本がこれに当たります。


 堆肥を使っても安全ではない

有機農業は本当に安全か

 今や大量の飼料が輸入され、家畜の餌になり、糞尿として出されます。この糞尿の窒素成分を肥料換算すると、全国で必要な肥料を超える量となってしまいます。

 例えば、それを積み肥にして全部農地に入れると、過剰な有機物の廃棄場所になりかねません。つまり、農地の浄化能力を超えてしまう可能性があるのです。しかも、飼料や家畜糞尿には、抗生物質や肥料として不適切な成分がある可能性があります。積み肥を使う時は、それなりに科学的な評価が必要なことがあります。「有機だから安全だ」とは思わないでください。


 ある養鶏場の糞尿の処理方法

有機農業は本当に安全か

 ある養鶏場は糞の処理に困っていました。近くに有機栽培の農家があり、そこに鶏糞を持っていき、持ち込んだ鶏糞を養鶏農家が圃場に撒いて耕すという条件で、農地10アール当たり20トンの鶏糞を施しました。

 有機能かはただ植えて野菜を作るだけでいいわけです。肥料代もかからないし、耕うんもしないから非常に楽チンな訳です。

 ただし、通常の積み肥の使用量は10アール当たり2~4トンぐらいでしょうか?鶏糞には約5~6%の窒素があります。ですから10アール当たり約100kgの窒素を入れたことになります。野菜はどんなに頑張っても、10kgとか20kgの窒素吸収量ですから、使われなかった80~90kgの窒素は環境を汚染してしまうことになります。

 しかも、生成分の鶏糞の中には、今問題となっている有害物質なども入っている可能性があります。さらにそれを生で入れてしまうと、土壌がO-157とかサルモネラ菌などに汚染される可能性もあります。そのようなことで有機とか天然成分は安全だと、一方的に信じるのは危険ではないかと思います。


 土壌微生物の働き

有機農業は本当に安全か

 土壌微生物の働きを、特に窒素に関して説明します。

 土壌微生物は堆肥などの有機物を、まずアンモニアに分解し、アンモニアは酸化されて亜硝酸に変わり、亜硝酸も酸化されて硝酸に変わります。それを植物が窒素肥料として吸収するわけです。

 つまり植物は有機肥料や無機肥料に関係なく、最終的には水に溶け出した硝酸を吸収するのです。植物自体は有機栽培も無機栽培も同じ肥料を吸収しているということになります。有機栽培などと行っているのは、人間だけだということになります。

【作成日:2012年8月10日】


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