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肥料のやり過ぎには注意!上手にコントロールしよう

 土の中の陽イオンと陰イオン

肥料のコントロール

 土の表面はマイナスに荷電し、ここにくっついているのが石灰・アンモニア・苦土・カリ・鉄などの陽イオンです。

 肥料のもう1つの成分は陰イオンで、硝酸・炭酸・リン酸・硫酸・塩酸・ケイ酸などがありますが、土の表面には吸着されません。

 そこで、炭酸やリン酸、硫酸などの水に溶けにくい形の肥料でやります。すると、土の中の水の中でこれらは沈殿し、徐々に水に溶けて根に吸収されるようになります。陰イオンの貯金箱は溶けにくい沈殿ということになります。


 作物の根はどのように養分を吸収するのか?

植物の栽培に適した土壌

 作物の根はどのように養分を吸収するのでしょうか?

 土と土の間には隙間があり、そこに植物の根が伸びて、水の中から養分を吸収します。この液を「土壌溶液」といいますが、この溶液から根は養分を吸うのです。

 土壌溶液の状態では、土耕栽培も水耕栽培も同じです。ただ、土耕栽培では、土の優れた機能が働くので、かなりいい加減な肥料のやり方でも植物はよく育つという点が大きく異なります。


 肥料のやり方のコツ!

植物の栽培に適した土壌

 肥料のやり方の基本としては、必要な養分を、必要な時、必要な所に、必要な量、望ましい形態(肥料形態)で与えることが原則です。肥料には2つの法則があり「最少律の法則」と「収量漸減の法則」があります。


 最少律の法則

 1つの成分でも多不足すると植物は育たないということです。


 収量漸減の法則

 肥料は必要だが、やりすぎると収量は段々減ってくるということです。


 野菜の生育に伴う養分吸収の変化

 以下の3つのパターンがあり、肥料のやり方も野菜の性質に合わせなければなりません。


 連続吸収型の野菜

植物の栽培に適した土壌

 野菜が生育とともに養分吸収量も増えていき、養分吸収量がある一定に達すると、そこから収穫期までその一定量を吸収し続ける野菜をいいます。コマツナやホウレンソウなどの葉菜類、トマトやキュウリなどの果菜類がこれに当たります。


 山形吸収型の野菜

植物の栽培に適した土壌

 野菜が生育とともにたくさんの養分を吸収し、ある時期になると養分吸収量がピークを迎え、そこから徐々に養分を吸わなくなる野菜で、タマネギ、メロン、イモ類などがあります。


 二山吸収型の野菜

植物の栽培に適した土壌

 生育とともに養分の吸収量も増えてゆき、結球を始める前に一時的に養分を吸わなくなりますが、結球を始めるとまた養分を吸い、結球が終わると養分を吸わなくなる野菜です。結球型葉菜類のキャベツやレタスなどがこれに当たります。


 肥料のやり過ぎには注意!

植物の栽培に適した土壌

 総合的な施肥の改良を加えることで、どんどん収量が上がりましたが、問題も出てきました。それは、肥料をやりすぎてしまったことです。

 その一つが品質重視の肥料のやり方です。肥料を増やせば、収量も多くなり品質も上がりますが、収量のピーク前に品質のピークがきてしまうのです。ですから収量がピークになる頃には、品質が下がってしまうことになります。

 そのようなことで、肥料を減らしても収穫量を下げることのない、施肥の量というものを考えなければなりません。要するに人間もそうですが、腹八分目になるように施肥をするのが良いということです。

【作成日:2012年8月9日】


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