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土の包容力とは?陽イオン交換容量(CEC)

 土の中の出来事

庭土と鉢土の違いについて

 土とは地球の皮膚です。岩石の風化物と動植物体の分解物が混ざったものがいわゆる土です。土の粘土粒子の表面は、マイナスに荷電しています。肥料を土にやると、土の中の水に解けて、陽イオンと陰イオンに分かれます。

 陽イオンはマイナスに荷電している土の表面に吸着されます。その吸着する強さが土によって違うのです。これが強い土には肥料成分が多く吸着されますので包容力があり、弱い土は包容力がありません。


 堆肥で土の包容力は大きくなる

土の包容力【陽イオン交換容量(CEC)】

 堆肥をやるとこの包容力が大きくなります。砂などは全然ありません。ですから、堆肥をやり、有機農業をやると土の包容力が大きくなり、とても良いということです。

 ある植物が10アール当たり10kgの窒素を必要とします。すると間違えて30kgの窒素をあげてしまったとします。これは大変なことになると思うでしょうが、別に対したことはありません。何事もなく野菜はすくすく育ちます。


 土の貯金箱【陽イオン交換容量(CEC)】

土のコロイド(腐植、粘土)

 これが土の包容力です。余分な肥料は土は貯金をしてくれるのです。そして植物の根がきた時に、徐々に貯金を下ろしてくれるのです。土の包容力を示すものとして、「陽イオン交換容量(CEC)」が使われます。この値が大きい土が包容力のある良い土だと言われています。

 堆肥などの有機物をたくさんあげないと、養分保持力の大きい、貯金箱の大きい良い土にはならないということです。その貯金箱の何%がお金で占められているかを示す数値が、「塩基飽和度」といいます。


 腹八分目が最適

土の包容力【陽イオン交換容量(CEC)】

 塩基飽和度は約80%が最適です。腹八分目とはよく言ったものです。50%を切っている場合はまだまだ貯金が可能なので肥料を多く与えます。

 一方、100%を超えている場合は、貯金箱が満杯状態なので、貯金箱を大きくするために堆肥を加え、肥料はこれ以上与えないようにします。

【作成日:2012年8月9日】


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