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野菜の原産地と栽培の関係

 野菜の原産地とは?

野菜の原産地と栽培の関係

 世界の野菜と栽培について紹介します。農耕文化というのは8千年~1万年前に始まり、現在860種の野菜が栽培されています。「八百屋」さんというのはうまく言ったもので、この数に近い種類の野菜が世界にあるわけです。

 野菜それぞれが故郷を持っています。これを原産地と言います。それぞれの野菜は原産地からやってきたわけですから、その原産地の気候が一番合っているということが多いです。


 原産地の調べ方

野菜の原産地と栽培の関係

 それでは、原産地をどのようにして突き止めたかというと、「遺伝子中心説」という考え方です。これはロシアのバビロフという農学者が考えたことで、突然変異が以上に主席している地域を原産地と推定しました。

 例えば、トマトが原産地で生まれたとします。そして突然変異で変わりながら、もし暑い方に適応しているトマトがあれば、種などが鳥などにより暑い方に運ばれて広がります。寒い方に適応したトマトがあれば、寒い方に運ばれて広がります。

 突然変異というのは、紫外線や宇宙線、低温・高温・湿度などが原因で起きるのですが、生まれてから最も長い時間を経過した地域では、突然変異を受けた変異体が最も蓄積してきます。そこで変異が最も多く集積している所を原産地と推定しました。


 栽培のためにも原産地は重要

野菜の原産地と栽培の関係

 そのような考え方で調べた結果を世界地図にしたものがあります。農家は、自分が作っている野菜の原産地はだいたい認識しています。自分で作っている野菜の調子が悪くなると、原産地の気候を考えて対処することができます。栽培のために原産地というのは、非常に重要なことだと覚えておいてください。


 日本原産の野菜は?

野菜の原産地と栽培の関係

 意外なことに、日本原産の野菜というのは非常に少ないです。古代から平安時代に日本にある野菜というと、フキ、セリ、ウドです。タデ、ジュンサシ、アサツキ、ラッキョウなどは外から入ってきたものです。要するに、山菜の類に入るようなものが昔から日本にあったのです。

 私たちが今食べている野菜のほとんどは外来種です。江戸時代には鎖国をしていましたが、それでも細々と外来種の野菜が入ってきました。そして鎖国が解かれた明治初年に、現在作られているほとんどの野菜が導入されました。


 外来種の試作試験場

野菜の原産地と栽培の関係

 公園として有名な新宿御苑などは、昔は外来種の試作試験場でした。その他にも北の北海道とか南の地方などで、色々気候が違う所で外来種の試作をしていました。それらの結果をもとに野菜の産地が形成されてきたのです。

【作成日:2012年8月9日】


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