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野菜園芸という農業産業について

 有機無農薬野菜を支えるのは消費者

野菜園芸という農業産業

 野菜栽培というのは「農業」という産業です。製品を売ってお金を儲けなければなりません。皆さんもお百姓さんたちへ求める価値観を考えなければなりません。

 消費者は、むやみに有機無農薬野菜を作ってくださいといます。有機無農薬野菜というのは、農家の方が個人で栽培して、うまくいったとしても年間の売り上げは500万円です。そこから必要経費を引くと、年収は300~400万円程度ではないでしょうか?

野菜園芸という農業産業

 そうすると新卒の大学生の初任給を下回ることになります。もし有機無農薬野菜を望むのであれば、消費者こそが本気になって農家を支えなければなりません。


 野菜の作付け面積と野菜の種類

野菜園芸という農業産業

 野菜の作付け面積と収穫量の推移という資料があります。現在、野菜の作付け面積は約50万haです。稲の作付け面積は約400万haですから、稲に比べると約1/10が野菜の作付け面積となります。

 生鮮野菜の自給率は、15年前はほぼ100%でしたが、今は78%になっています。それほど最近は輸入野菜が増えています。

野菜園芸という農業産業

 作付け面積の増減の顕著な野菜は、冬大根・秋白菜・スイカ・ネギ・サトイモなどの作付け面積が減ってきています。反対に増加しているのは、タマネギ・ブロッコリー・冬レタス・夏ネギなどです。いわゆる日本的な重量野菜が減り、ヨーロッパ的な洋菜が増加し、消費もそのような傾向があるということを認識していてください。


 農家の人口は減っている

安心・安全な野菜

 農家の年齢階層別、農業従事者数は、若い人が減少し、65歳以上の年齢の方は増加しています。現在の農家の平均年齢は68歳ぐらいで、この高齢者になった農家も、あと10年か15年すると次第に消えていくと考えられます。

 そうすると、その後は平らで少数の人口構成になります。その少数の農家人口で、日本の1億2千万人を支えていかなければなりません。これは重大な社会問題です。

 野菜産業のこれから

野菜園芸という農業産業

 米・野菜・畜産・その他と4つに分けた場合の産出額の30年間の変化を見ると、野菜は16%~23%に増えています。しかし、農業全体は10兆円産業で変わっていません。パチンコは30兆円産業ですので、日本人はパチンコには30兆円投資するが、農業にはたかだか10兆円しか出さないということになります。

 産業規模は小さいものの、農林水産庁、各大学の農学部、各種農業試験場など、この産業には手厚い保護をとる体制にはなっています。パチンコ省などはありませんから、国としても農業は大変に重視されていることが分かります。

 農業はお金を儲ける産業です。競争原理も働きますので、日本政府が規制をしない限り、外国から安い野菜が入ってくる可能性があります。このような状況で、農家の1軒1軒が十分な生計を立てるためには、今のままでは難しく、これから変容を遂げなければやっていけない、というのが社会的背景にあります。

【作成日:2012年8月7日】


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