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植木のふやし方|5つの繁殖方法を紹介

色々な繁殖法がある

植木のふやし方(繁殖方法)

植木のふやし方には、実生・株分け・挿し木・とり木・つぎ木などがあります。これらの繁殖法は、樹種によって適期が異なり、適用できない樹種もあります。


実生

種子を播いて発芽させ、苗を育てる方法で、ふやし方としては最も自然で、大量生産できます。しかし、樹種によって種子ができにくかったり、園芸品種などでは親木の花や葉とは全く異なるものになることもあります。また、成木になるまで年月がかかります。

ほとんどの樹種は、秋に採種してよく春に種まきをします。樹種によっては種子の生存期間が短く、長期保存できないものがあります。この場合、採種したらすぐに播きます。


株分け

挿し木、繁殖方法

株分けは、確実で最も簡単にできます。株分けの適期は、常緑樹の場合は、発芽直前の4月頃と、新梢が伸びてから一時生育が止まる梅雨期の6月頃。落葉樹の場合は、生育初期の3~5月と9月頃。

大株のときは、株分けする部分だけを掘り出し、上部とのバランスを見て根を切り離します。小株のときは、全株を掘り出して、2株か3株に分けます。


挿し木

挿し木は、親木と同じ性質を受け継ぎ、成長も早い確実なふやし方です。


常緑樹

4月の春ざし、6~7月上旬の梅雨ざし、9月の秋ざしの年3回できます。秋ざしは越冬管理が必要になります。


針葉樹

暑さが苦手なので、3月下旬か6~7月の梅雨期に行います。


落葉樹

3~4月の萌芽前の春ざしと、6~7月の梅雨ざしができます。春ざしには充実した前年枝を、梅雨ざしには今年生枝の充実した枝を、それぞれさし穂として使います。


つぎ木

つぎ木は生長中の樹木を台木に、他の樹木の枝を穂木として結合させてふやす方法です。

つぎ木の適期は、樹種などによって異なりますが、おおまかに分けると、2月下旬~4月上旬の春つぎ、新梢が固まりかけた6~7月の緑枝つぎ、9月頃に充実した今年生枝を使った秋つぎとがあります。

つぎ木の基本的なものは「切りつぎ」です。切りつぎは、台木の肩にV字形の切り込みを入れ、つぎ穂を差し込んで形成層同士を密着させ、しっかり固定します。また、台木の中心に割れ目を入れ、1~3本のつぎ穂を同時につぐ「割つぎ」という方法もあります。


とり木

とり木、繁殖方法

とり木は、親木の枝や幹の一部から発根させ、独立できるまで根が伸びたら、親木から切り離して植えつける方法です。生育中の枝を取るので、大きな苗が得られて、その後の生育も早く、失敗が少ないふやし方です。とり木には色々な方法と、樹種によって適不適や特徴があります。

針葉樹の適期は、3~6月上旬。常緑樹は3~7月上旬と9~10月上旬の年2回。落葉樹は4~7月上旬。


高とり法

生育中の樹木の高い位置にある枝をとり木する方法で、空中とり木法ともいいます。2~3年生の枝を選び、枝の一部の皮を一周ぐるりとはいで、そこに湿らせた水ゴケを当て、乾かさないようにビニールなどで包んで発根させます。十分発根したら、親木から切り離して植えつけます。


圧条法

地際に近い枝を下に曲げて、土中に埋めて発根させる方法で、「伏せ木法」ともいいます。低木で地上部を這うように枝が伸びる樹木や、下枝が地面近くにある場合などに適します。十分発根したら、親木から切り離して植えつけます。


盛土法

株立ち性の樹木に適した方法です。4~5月に、とり木をしたい幹枝を選び、地際近くで針金を強く巻き締めて、その部分まで盛土ををし土中に埋めておきます。十分発根していれば秋に、遅れているようなら翌春に、親木から切り離して植えつけます。

【作成日:2013年1月30日】


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