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シラカシ(白樫)【シンボルツリー】育て方のポイントと特徴

シラカシの概要

庭のシンボルツリーに使える「シラカシ」は、高木となる緑が美しい庭木として人気がある。剪定方法や移植方法、カシに関する豆知識も紹介。

シラカシ(白樫)【シンボルツリー】育て方のポイントと特徴
シンボルツリーに使ったシラカシの写真
  • 分類 : 常緑高木
  • 学名 : Quercus spp.
  • 科名 : ブナ科
  • 属名 : コナラ属(マテバシイ属)
  • 原産地 : 東アジアの暖温帯
  • 用途 : 庭木、生垣、街路樹
  • 樹高 : 15~20m
  • 葉張り(樹冠の横幅) : 10~15m

シラカシの特徴

シラカシ(白樫)【シンボルツリー】育て方のポイントと特徴 シラカシ(白樫)【シンボルツリー】育て方のポイントと特徴
シラカシの実はどんぐり

カシはドングリの木として有名で種類が多いが、一般家庭で生垣などに利用されるシラカシやアラカシ、アカガシなど。特にシラカシは強健で耐寒性が強く、刈り込みに耐えるのでよく利用される。4~5月に尾状の雄花序が下がり、堅果(ドングリ)はその年の秋に稔る。


基本の剪定

シラカシは明確な幹と大きな樹冠を持った高木と成長するため、目的の高さに達したら芯を止めて樹高を抑制する。また、横枝も切り詰めて伸張を抑制する。頂眼から新しい枝葉が5~7本、あるいはそれ以上萌芽するので、定期的に枝抜きと刈り込みによる剪定が必要である。シラカシの生垣はやや強めに剪定して側芽の萌芽を促す。


剪定の時期

シラカシの剪定に良い時期は6月~7月と10月~11月で、年1回の場合は新芽が固まる6月に行うこと。


幹もの、枝もの

シラカシは太い幹を途中で切り詰めて、短い枝に枝葉をつけて刈り込んだずんどうや幹ものとして仕立てる。幹が細いときから芯を詰めて枝を短くした棒ガシ仕立てやこれの株立ち仕立てなどもある。


生垣

シラカシの生垣は庭園の境栽に適する。防風や緑陰を目的とするシラカシの高垣は、高木を用いてあらかじめ前後方向の太い枝を剪定して横広がりの樹形に調整し、樹冠を貫通するように竹垣を設け、これに枝を誘引して壁状に仕立てる。


育て方・栽培のポイント

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シラカシの葉

植えつけ

露地栽培の苗木の植えつけ適期は5月頃で期間が限られているが、コンテナ栽培の苗木はいつでも植えられる。大きめの植え穴の底に元肥として鶏糞3と堆肥7ぐらいの割合で入れ、間土した上に植えつける。高さ1.5m、太さ3cm以上の苗には支柱を立てる。


移植

シラカシの移植は難しく幼木から植えた木の移植はとくに難しいので、プロの植木屋に依頼した方が無難。シラカシの根が真下に成長しあまり横に枝分かれしないのが理由で、中心となる真ん中の太い根が傷つくと枯れる可能性が高くなる。移植は春先から秋までの暖かい時期に行い、気温が下がる冬は避けること。


水やり

庭植えは必要なく、鉢植えは乾かさないこと。


肥料

枝葉の伸長や葉が黄色を帯びてきたら油かすと化成肥料を等量混合して、根元から50cm程度離れたところにスコップ1杯程度ずつ4~5ヵ所に分けて埋め込む。


ふやし方

実生でふやす。タネは乾燥すると発芽率が著しく低下するので、秋のとりまきが好ましい。春まきのシラカシの場合には、翌春3月中旬頃まで湿った砂に貯蔵しておく。


病害虫

風通しと日当たりが悪くなるとアブラムシ、カイガラムシの発生と関連の深いすす病が発生し、うどん粉病も発生する。害虫はDEP乳剤、エチルチオメトン乳剤で防ぎ、病気は銅水和剤で防除する。


カシの豆知識

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カシの種類は豊富

カシはブナ科の主にコナラ属の総称として用いられるが、マテバシイ(Lithocarpus)のシリブカガシもカシと呼ばれる。

材は道具、器具材、薪炭材などとして優れているため、生活の中でよく利用している種類をカシと呼んでいる。そのため地方によってカシと呼ぶものの種類が異なり、関東地方ではシラカシ、近畿地方ではアラカシ、東北地方ではイチイガシ、和歌山や瀬戸内海沿岸ではウバメガシなどがある。


更新:2015年10月27日|公開:2015年10月18日


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