日本のザイフリボクよりも花、果実、紅葉が美しく、観賞価値が高い。花は純白で樹冠を覆うように咲き、果実は紅色から紅紫色に変わり、甘く、生食ができ、ジャムや果実酒として利用される。実は6月頃に収穫するので欧米ではジューンベリーと呼ばれる。実つきがよく、樹齢とともに実がつきすぎて樹勢が落ちる場合があるので、実が熟さないうちに採るとよい。
落葉高木の中では成長が遅いほうなので、強い選定は必要ない。樹齢が高くなると、徒長枝は少なくなるので、不要なを間引く程度でよい。剪定時期は落葉期。単幹仕立てのほか、株立ち仕立てのものが利用されるが、単幹仕立てのものは株元周辺からひこばえが出やすいので、落葉期に地際から切り除く。
11月から3月までが適期である。日当たりのよい、水はけのよい場所を選んで植えつける。土質は選ばないが、腐葉土を土に混ぜるとよい。
庭植えはひどく乾燥している場合以外は必要ない。鉢植えは夏に水切れさせないように気をつける。
寒肥として緩効性化成肥料をひと握りほど株元にまくように施す。
タネをとりまきするか、とり木、挿し木でふやす。挿し木は新梢が固まったころ、枝先を15cmほど切り、赤玉土にさす。
特に見られない。