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アオキ  Aucuba japonica

概要

アオキ、シンボルツリー
  • 分 類 : 常緑低木
  • 科 名 : ミズキ科
  • 属 名 : アオキ属
  • 原産地 : 日本
  • 樹 高 : 2~3m
  • 葉張り(樹冠の横幅) : 2~3m

※写真はアオキ。つややかな赤い実がつく。

特性

 耐寒性が強く、北海道中部まで植えられる。耐陰性も強い。夏の強光で葉焼けしやすい。株立ち状に育つが、日本海側に自生する変種、ヒメアオキは積雪下に耐えるように枝が倒れる。
 雌雄異株で雌株にはつややかな赤い実がつく。着花習性は春に伸びた枝の先端に、8月頃花芽分化し、翌年の3~5月に開花。


基本の剪定

 あまり剪定の必要がない。日当たりで放任すると、ほとんどがほぼ半円の自然樹形になる。若木のうちは、株元からとび枝が出るので、樹形に合わせて切る。大きくなりすぎたら、切り戻す。どんなに太い枝を切っても、必ず不定芽が発生する。刈り込みバサミで刈り込むこともできる。
 剪定時期は春がベスト。遅れると夏に新芽が出ることになり、病害虫に侵されやすくなる。また、夏から秋に葉のないところで切ると翌年の春まで葉が出ない。


管理のポイント

【1】植えつけ、移植

 強光による葉焼けを防ぐため、明るい日陰に植える。しかし、日陰になるほど実つきが悪くなり、枝数も少なく、細長い樹形になる。逆に暖かく明るいほど実がよくつき早く紅熟する。
 日差しが強い夏は日陰で、冬は日がよく差し込む落葉樹の下が理想的。常緑樹の下でも、下枝が高ければ同様の効果がある。なお、実をつけさせるためには雄木が必要。アオキは虫媒花なので、ハチなどが飛び交う距離にあればよい。葉がきれいな雄木を植えておくのが無難。


【2】水やり

 庭植えは根づいたらほとんど与えなくてよい。鉢植えは生育中は水を切らさないように気をつけ、休眠中は少なめでよい。


【3】肥料

 若木で大きくしたい場合以外はあまり必要ない。実をたくさんつけた場合は春と秋に鶏糞などを施す。また、やせ地でも年1~2回施す。鉢植えは油かすの玉肥と緩効性化成肥料を春と秋に施す。


【4】ふやし方

 挿し木でふやす。発根は容易で、新芽時と冬期を除けばいつでも挿し木ができる。8月頃の着果枝の挿し木も可能で、小鉢で鑑賞できる。


【5】病害虫

 日陰で風通しが悪いとすす病が発生しやすい。原因となるアブラムシ、アオキコナジラミ、カイガラムシ類の防除に努める。なお、鉢植えで屋根つきのベランダやガラス室などで栽培する場合は、チャノホコリダニが発生しやすく、新芽が茶色く萎縮する。晴天が続いたら、圧力をかけた葉水をかける。また、著しい場合は殺ダニ剤を散布する。


【作成日:2008年10月24日】