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シマトネリコ【シンボルツリー】育て方のポイントと特徴

シマトネリコの概要

シンボルツリーに使えるシマトネリコの育て方や剪定方法などを紹介。庭木や鉢植え(観葉植物)として使え、冬の寒さに弱く、水のやり過ぎによる根腐れに注意。カブトムシが樹液を吸いにやってくることでも有名。

シマトネリコ【シンボルツリー】育て方のポイントと特徴
写真手前にシンボルツリーとして植えたシマトネリコ
  • 分類:常緑高木・半常緑高木
  • 学名:Fraxinus griffithii
  • 別名:タイワンシオジ
  • 科名:モクセイ科
  • 属名:トネリコ属
  • 原産地:沖縄、インド、中国、台湾、東南アジア
  • 樹高:2~15m
  • 葉張り(樹冠の横幅):2~10m
  • 花言葉:偉大、荘厳
  • 用途:庭木(シンボルツリー)、鉢植え(観葉植物)

シマトネリコの特徴

シマトネリコとは?

シマトネリコは庭木(シンボルツリー)や街路樹として最近人気があり、玄関前の目隠しとして利用することが多い。小さい白い花は円錐花序で枝先につき6~7月に咲き、葉には光沢があり枝ぶりが繊細で観賞価値が高いため広く利用されている。シマトネリコは寒さに弱いので冬の管理に気をつけること。


名前の由来

シマトネリコの名前の由来は、島=沖縄などの南国諸島にあるトネリコ(戸錬子)という意味から。トネリコ(戸錬子)の由来は2つあり、樹皮につく虫が分泌する白ロウを戸の溝に塗った「トヌリキ」がトネリコになまって変化したという説。あるいは、写径の時に樹皮を煮てにかわ状にし墨を混ぜて練ったもの「トモネリコ(共練濃)」がトネリコに変化したという説がある。


シマトネリコの剪定

自然な樹形が良い

シマトネリコは雑木風の自然な樹姿がよく強い剪定はなるべく避け、込みすぎたり大きくなって邪魔な枝の間引き程度の整枝法がよい。シマトネリコは明確な幹と大きな樹冠を持った高木と成長するため、目的の高さに達したら芯を止めて樹高を抑制するように剪定すること。また、横枝も切り詰めて伸張を抑制する。剪定をしっかり行うと見た目がさわやかで涼しげな印象になる。


剪定の時期

シマトネリコの剪定に良い時期は6月~7月と10月~11月で、真夏や真冬は弱って枯れる可能性があるので枝は切らないように剪定する。


育て方・栽培のポイント

シマトネリコ【シンボルツリー】育て方のポイントと特徴
シンボルツリーに使えるシマトネリコ

植えつけ、移植

シマトネリコの植えつけは春先の4~5月が適期である。植えつけ場所は日当たりのよいところから午前中日が入るところがよく、強い直射日光は葉焼けを起こしてしまう。庭土が砂質や粘土質の土の場合は、堆肥や腐葉土を少し多めに入れて保水性・排水性のよい土にする。根づくと根が旺盛に伸びる。

シマトネリコは観葉植物としても使えるので、鉢植えの場合はひとまわり大きな鉢を選び、用土は市販の観葉植物専用の培養土を使うのが簡単。鉢植えでは特に根腐れに注意が必要。シマトネリコは暖かい場所が原産の植物で寒さに弱いので、関東から北の地域では鉢植えの方が良い。


水やり

シマトネリコの水やりのポイントは、夏は土が乾いたらたっぷり与え、冬は根腐れの心配があるため控えめにし土の表面が白っぽく乾燥してから与えること。


肥料

庭植えの場合、普通の庭土であればあまり必要ないが、寒肥(2~3月頃)として油かすと骨粉を等量混合したものを根元に施すとよい。

鉢植えの場合、春から秋まで緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を定期的に与えればよい。寒肥は固形の緩効性化成肥料や有機質肥料を置肥するのが簡単。


ふやし方

シマトネリコは種子をとりまきするか挿し木で増やす。種まきは春先の4~5月が適期で比較的簡単、挿し木は6月前後が適期で活着率が低いので数多く挿すこと。


病害虫

シマトネリコには比較的病気や害虫は少ないが、風通しが悪くなるとカイガラムシが発生するので、剪定で風通しを良くする。カイガラムシはすす病も誘発するので早めに薬剤を散布して駆除すること。

カブトムシがシマトネリコの甘い樹液を吸うため、樹皮を剥がしたり穴を空けたりすると木が弱るので注意が必要。


トネリコの豆知識

北欧神話ではトネリコは「宇宙樹・世界樹」とされていてユグドラシルともいう。世界を体現する巨大な木で9つの世界を含み3つの層に分かれている。第1層はアースガルド(アース神族の世界)、アルフヘイム(妖精の国)、ヴァナヘイム(ヴァン神族の国)。第2層はミッドガルド(人間の世界)、ヨツンヘイム(巨人族の世界)、ニダヴェリール(小人の世界)。第3層はヘル(死者の王国)、ニヴルヘイム(氷の国)、ムスペルヘイム(炎の国)となっている。

更新:2015年10月27日|公開:2015年10月26日


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