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シダ類 (羊歯)【多年草】胞子で繁殖する植物

シダとは?

アジアンタム、多年草 ヘゴ、多年草

シダ植物は、維管束を持つが種子をつくらず、胞子で繁殖する緑色植物である。

マツバラン類(Psilopsida、現生1属2種)、ヒカゲノカズラ類(Lycopsida、現生5属800種)、トクサ類(Sphenoosida、現生1属15種)、シダ類(Filicopsida、現生約320属1万種)からなる。

生活史

シダ植物は、種子植物と異なった生活史を持つ。シダの胞子が発芽、細胞分裂して5mm~1cmくらいのハート形の前葉体になる。前葉体の裏には、造卵器と造精器がつくられ、それぞれに卵細胞と精子が造られる。

前葉体が水に潤うと、造精器から精子が放出され卵細胞と合体する。受精卵は細胞分裂して葉や根をつくり、独立生活を行うようになる。胞子体と呼ばれるものである。胞子体の葉にやがて胞子嚢ができ、また胞子がつくられるようになる。有性世代と無性世代を繰り返すことになる。


有性世代と無性世代

コケ植物では胞子体の無性世代が小さく、有性世代に寄生して生活しているのに対して、シダ植物では胞子体が大きい。ふつう目にするのはこの無性世代である。しかし、有性世代は小さくても独立生活をしている。


花言葉

魅惑


マツバラン|学名Psilotum nudum

マツバラン、多年草 マツバラン、多年草

分類

マツバラン科マツバラン属


特性

半耐寒性多年草。世界の熱帯、亜熱帯に広く分布。

叉状に枝分かれした茎を持つ。草丈10~30cmくらい。

江戸時代中期から解消植物として栽培されている古典園芸植物である。多くの品種がある。

生育適温は10~30℃。通風、換気と採光に注意する。繁殖は株分けによる。


トクサ|学名Eqisetum hyemale

トクサ、多年草 トクサ、多年草

分類

トクサ科トクサ属


特性

耐寒性多年草。北半球の温帯に広く分布。スギナ(E.arvense)の仲間である。

草丈30~100cm。沢沿いなどに自生する。

非常に丈夫な植物で、庭植えの場合、手入れも必要ないほどである。

遥か秋に株分け、植替えを行う。


アジアンタム|学名Adiantum

アジアンタム、多年草 アジアンタム、多年草

分類

ワラビ科アジアンタム属


特性

非耐寒性多年草。世界の熱帯・亜熱帯に約200種が分布。南アメリカに多い。

日本にもクシャクシダ(A.pedatum)、ホウライシダ(A.capillus-veneris)など8種が自生している。

繊細な葉や黒く光沢のある葉柄などを観賞する、観葉植物として栽培される。

直射日光を嫌い、空中湿度の高いことを必要とする。弱光に耐えるが、乾燥にはきわめて弱い。

風通しのよい場所は避ける。鉢土を乾かさないようにするとともに、空中湿度を確保するために葉水を施す。

春から秋の生育期には、2週間に一度、液体肥料を施す。2~3年に一度、4~5月に植替え、株分けを行う。


アスプレニウム|学名Asplenium

アスプレニウム、多年草 アスプレニウム、多年草

分類

チャセンシダ科アスプレニウム属


特性

非耐寒性多年草。世界の熱帯を中心に約700種が分布している。日本にもオオタニワタリ(A.antiquum)など30種ほどが自生している。

樹木などに着生するシマオオタニワタリ(A.nidus)の園芸品種「アビス(Avis)」がよく栽培されている。

高温多湿を好む。最低気温5℃以上を確保する。

弱光を好み、直射日光が当たると葉が黄化してしまうことがある。

着生種なので、水はけのよい土で栽培する。鉢土よりも葉水を与えるようにする。

春から秋の生育期に、2ヶ月に1回、緩効性の肥料を施す。


シノブ|学名Davallia mariesii

シノブ、多年草 シノブ、多年草

分類

シノブ科シノブ属


特性

耐寒性多年草。アジアの熱帯に約40種が分布している。シノブは日本や台湾、中国に自生している。

樹木などに着生する落葉生のシダで、根茎が発達している。江戸時代末から、この根茎を支柱にミズゴケとともに巻いて色々な形にした、釣りシノブがつくられている。

夏の直射日光を避ける。釣りシノブは乾いたら、全体をバケツに浸ける。

秋になり葉が枯れたら、陰干しして新聞紙などに包み、ビニール袋で密閉して春まで室内で保管する。春になってから表に出し、水やりをして芽を出させる。


ネフロレピス|学名Nephrolepis 別名:タマシダ

ネフロレピス、タマシダ、多年草 ネフロレピス、タマシダ、多年草

分類

シノブ科ネフロレピス属


特性

非耐寒性多年草。世界の熱帯・亜熱帯に約30種が分布。日本にもタマシダ(N.cordifolia)など3種が自生している。タマシダは切り葉としても利用される。

園芸的には熱帯アメリカ原産のN.exaltata由来のボストンタマシダ(N.exaltata var. bostoniensis)、「ツディ」と呼ばれるTeddy Juniorなどの園芸品種が観葉植物として栽培されている。

 高温多湿を好むが、比較的寒さに強く、室内であれば無加温で越冬可能である。耐陰性はあるが、窓辺の明るい半日陰の場所に置く。

鉢土が乾いたらたっぷり水やりをする。冬は乾かし気味に管理する。

2週間に一度、液体肥料を施す。

2~3年に一度、遥か秋に植替え、株分けを行う。


プラティケリウム|学名Platycerium 別名:ビカクシダ、コウモリラン

プラティケリウム、ビカクシダ、コウモリラン、多年草 プラティケリウム、ビカクシダ、コウモリラン、多年草

分類

ウラボシ科プラティケリウム属


特性

非耐寒性多年草。世界の熱帯に15種が分布している。

種類によって異なるが、P.bifurcatumなどのように最低気温3℃以上あればよいものや、15℃以上を必要とするものもある。

光を好むものが多い。樹木に着生して、生育しているものが多く、板やヘゴ板に着けて栽培する。株分けで殖やす。


ヘゴ|学名Cyathea

ヘゴ、多年草 ヘゴ、多年草

特性

非耐寒性多年草。

一般のシダ植物は地面から葉を伸ばすが、この仲間は幹を直立する木生シダである。

空中湿度を高く保つとともに、最低気温10℃以上を確保する。

植えつけの用土は水はけのよいもの用い、生育期間中は肥料を絶やさないようにする。

幹を切り、洋ランなどの栽培に使うことがある。


レザーリーフファーン|学名leather-leaf fern(Rumohra adiantiformis)

レザーリーフファーン、多年草 レザーリーフファーン、多年草

分類

オシダ科ルモーラ属


特性

半耐寒性多年。

シダ植物の葉は、一般に水揚げが悪いが、この植物の葉は例外的に水揚げがよく、切り葉として利用されている。

【作成日:2012年10月17日】


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