美しい芝生を保つために欠かせないのが芝刈りです。刈り込むことで芝に刺激を与え、株が緻密に発育するからです。刈り込み後の掃除も整った芝生面を維持するのに忘れてはならない作業です。
芝は、自然のままにしておくと直立茎が伸び、穂をつけ雑草のようになってしまいます。芝刈りを怠ると、芝は過繁茂となり、蒸れた状態になり、病害虫をまねく原因にもなります。
芝生は刈り込むと、上に伸びようとする生長が押さえられ、新しい茎葉や匍匐茎が刺激されて、密生した芝生になっていきます。また、風通しや日当たりがよくなり、雑草の侵入も防げるので、芝が育つよい環境になります。
刈り込みを怠ると、下の葉が黄色くなり、雑草が増えて日当たりが悪くなります。
日本芝は1cmから2cmぐらいの刈り高がよいので、その2倍の丈になったら芝刈りをするとよいでしょう。
春と秋は月1、2回、夏の旺盛な生長期となる7~8月には、月3、4回の刈り込みが理想です。
刈るタイミングを逃し、伸びすぎてしまった場合は、一度に刈らず、何日かかけて徐々に低くしていきます。
西欧芝は、夏の暑い日差しに弱いので、直射日光が当たらないよう2~3cmの長めの丈にそろえるようにします。春先は月2回、4~6月は月4、5回、7~8月は月2回、9~11月は月4、5回の刈り込みが理想です。
春の旺盛な生長で、芝が長く伸びてしまった場合は、日本芝同様に一度に刈らず、何日かに分けて徐々に丈を低くします。一度に刈ると芝の生長のバランスがくずれ、葉が黄色くなってしまうからです。
■刈り込み高:あまり低く刈り込んでしまうと芝生は茎のみが残ることになり、やがて弱ってしまいます。刈り込み高は1、5cm~2cmとすることがポイントです。
■刈り込み方向:刈り込みもただ刈ればいいというのではなく、同じ方向にばかり刈ると葉の向きが同じになり、均一に芝生面全体を刈り込むことができません。ポイントは多方面からの刈り込みをすることです。はじめは縦方向、次に横方向、最後は対角線にと方向を変えながら刈り込む野がよいでしょう。
道具は芝生の面積に応じて選びます。10平米ぐらいの面積であれば、かまや芝刈りばさみでもかまいませんが、それ以上の場合はリール式やロータリー式、バリカン式を使うとよいでしょう。
芝刈り後の刈りかすはレーキか竹ぼうきでかき集めて捨てます。そのままにしておくと、芝生が蒸れたり、病害虫が発生しやすくなるので、必ず掃除することを心がけるようにしましょう。
刈りかすは堆肥にすれば、家庭菜園や草花の栽培に利用できます。
【作成日:2008年8月24日】