芝の植えつけには前もって日当たり、風通し、土壌、排水状況を確認し、芝の育つ環境条件を整えることが大切です。また、芝の植えつけは、張り芝による方法が一般的です。適した時期に植えます。
張り芝を行う時期は真冬と真夏を避ければいつでもかまいませんが、芝が生育する適温期の直前3月から4月ごろの春先が最適です。根の活動が活発になり始め、蒸散が少なく、芝の痛みが最も少ない時期だからです。
5月以降に張る場合は、気温が高くなりますので、根付くまで水やりを頻繁にし、乾燥させないことが大切です。
芝生が育つ環境を整えることも大事です。日当たり、水はけ、風通しをチェックします。芝を植え付けた後から、庭の構成を変えることは大変な作業になります。最初の段階で花壇や庭木を植える場所など、どんな芝庭をつくりたいかをはっきりさせることが大切です。
雑草や石ころを取り除き、全体をよく耕します。この時に、1平方m当たり油かす150g、リン酸分の多めな化成肥料100g、ピートモスかバーク堆肥、牛糞堆肥などを一緒に入れます。
日本の土壌は一般的に酸性がきついので石灰を混ぜて弱酸性にする必要があります。これらをよく土に混ぜ、平らにします。ここでしっかり床面土を平らにしなければ、芝生面に凹凸ができてしまうので気をつけてください。
ノシバやコウライシバは一定のおおきさに切って販売されているのでこれを張り付けます。ここでは一般的な目地張りについて説明します。
![]() |
![]() |
| 1. 芝を植える床面を平らにする | 2. 芝生を丁寧に並べていく |
![]() |
![]() |
| 3. 半端なすき間は切って張る | 4. 張り終えたらスコップの背でたたく |
![]() |
![]() |
| 5. 目土をふるって入れる | 6. 目土が均一になるようにならす |
![]() |
![]() |
| 7. 目土は芝が少し隠れる程入れる | 8. 最後に水をたっぷり与える |
切り芝を張る時に、目地が十文字にできると雨で目土が流れやすくなるので、この張り方は避けましょう。
また傾斜地では、土を十分に転圧し、等高線に沿って芝を張ることや、芝がずり落ちないように竹串などを打ち込み固定することが大切です。
平坦地であっても、芝張りの後走り回ったり、乱暴に歩くとせっかく張った芝がずれるので、静かに歩くようにしましょう。
【作成日:2008年8月16日|更新日:2008年9月2日】