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ウォーターガーデンで水を踊らせる!庭木の管理が苦手の人に提案

ウォーターガーデンの庭
こんなウォーターガーデンは理想ですが、植栽が少なく手間がかからない庭を考えてみましょう

 庭木の管理が苦手の人、いますよね?

庭づくりに植栽は不可欠な要素です。しかし、最近のご夫婦は共働きが多く、忙しい人が増えてきています。室内の鉢物の世話くらいが精いっぱいで、庭木の管理まではとても気がまわらないし、手もまわらない、という人がいると思います。

そこで、庭づくりの考えから思い切って離れて、ごく限られた下草程度の緑を使った庭づくりを考えてみたらどうでしょうか?気持ちの安らぎをいかに計画し、実現するには、どのような要素を使ったらよいかを考えます。

 ウォーターガーデンの設計ポイント

 水と光のコラボレーション

ウォーターガーデンのライトアップ
省エネを考えて太陽光発電を利用したり、LEDライトもご用意しています。

木々の風にそよぐ風情を水で表現し、それを楽しむために光の効果を演出してみてはいかがでしょうか?光と水との組み合わせで、心休まる空間を作ってみようということです。そのために池を作ります。水の深さはせいぜい10~20cmくらいで、浅くていいのです。形は建物との相性を考えて決めていきます。


 小さな池で十分です

小さな池で十分
ポリエチレン素材で軽量のもので、屋上やベランダガーデンにも使える小さい池セット。

作る場所は、アプローチや居間の前にします。ちょっとしたテラスと小さな池、そして水中には数個のライトを設置して、水の中から光が出るようにします。水が動く度に光の輪も動きます。これに加えて、池のそばに壁を作れば、波紋が壁に映り、池の光と水の動きが楽しめるだろうと思います。さらに水辺の植物を加えれば、もっと趣が出ます。例えば、トクサ、セキショウ、リュウノヒゲなどです。これだけで十分観賞できる庭が完成することでしょう。


 洋風のウォーターガーデン

洋風のウォーターガーデン
四角い石を積み上げて、その上から水を流す方法が一般的です。

タイルや石敷のテラス、そして浅い池、水草や下草、夜は一変して光のページェントが楽しめます。このようなイメージをしながらウォーターガーデンを作ってください。さらに、彫刻とか、石の造形物を添景として置いてみたらよいでしょう。造形物は趣味のよいもので、住む人の感性を感じさせるような質の高いものを置きたいものです。


 和風庭園の中の水

和風庭園の中の水
和風庭園といえば水ですが、植栽と合わせた純和風庭園です。

ここまでは洋風の庭が想像できるような庭づくりでしたが、和風の場合はどうでしょうか?やはり水を使い、小さな滝や水の流れを作り、流れの中にライトを取付けるのも、より風情が出て面白いと思います。建物から庭を照らしたり、水の動きが分かるように、水面に明かりを当てるのもひとつのアイデアです。

単に和風だから枯山水、というのでは芸がありません。それに何を加えるか、どんな新しいものをつくり出すのか考えてみましょう。使う素材は石、水、光、下草などで、この組み合わせでそれぞれの材質をよく見極めて、組み合わせても、違和感のないものを構成します。


 滝を作ってみよう!

ウォーターガーデンと滝
滝のポイントは「水が流れていなくても、見て楽しめる観賞価値のある石組みや造形」です。

 水の落とし方の種類

水の落ち方は、水がどっと落ちる「離れ落ち」、1枚の布を広げたような「布落ち」、白糸の滝のように細い糸が落ちるような「糸落ち」などがあります。これ以外に、設計者の感性によって、場所に応じた滝を作ればいいのです。いかに水を遊ばせて、効果的に水を落とすか、という視点から滝を作ってみてはいかがでしょうか?


 きれいに水を落とすポイント!

きれいに水を落とすコツは、滝口で1度、水をためて、そこをあふれた水が落ちるようにすると、自然に見えます。直接、給水のパイプを滝口に置く、などということはくれぐれもしないように!滝口周辺は少し植栽の量を多くして、奥行き感を出すと同時に、ビャクシンなどで多少欠点を隠すこともできます。

水の流れはなかなか自由にならないものですから、完成して試しに流してみて、もし思った通りに流れなかったら、さらに石を置いたりして、流れ方や落ち方を修正します。モルタルを使って石をつけても、水が流れて時間が経てば、それも目立たなくなりますので安心してください。

水辺に水草を植えることも、風情を添えるのにとても効果的です。セキリョウ、トクサ、ビャクシン、リュウノヒゲ、ヤブランなどを植えてください。


 洋風の庭の滝の作り方

日本庭園の自然風な滝に対して、洋風の庭に作る滝は、壁を使うものが主流です。壁から樋が長く出て落ちるタイプ、コンクリートや石、タイルの壁の上から落とすタイプの3種類です。デザインとして面白いのは、厚手の天然石や自然石を横に積み上げる「小端積み」をして、その上部から水を落として踊らせると、思わぬ効果が得られるということです。まるで、水が音を立てて流れ落ちていくようです。


 水が流れていない時は、どう対処するか?

公共の建物でも、滝を作り、流れを作るという作品を多く見ます。しかし、水が流れているのはたまにで、ほとんどの時間は水が流れていないという残念な光景をよく見かけます。ランニングコストがかかるのが原因で止めてしまうのか?噴水なども同じです。

これでは困るので、滝を作る時は「水が流れていなくても、見て楽しめる観賞価値のある石組みや造形」にしておかなければならないということです。

滝を作っても、いつも水を流しているとは限りません。流す水はタンクにためて循環式にしたとしても、水音が響きます。住宅街の庭では、特に夜間は水を止めないと、近所から苦情が来るので、この点を理解した上で作りましょう。水なしでも、枯れ滝としても見栄えのする、滝石組みを作るようにしましょう。


 最後に...

植木がなくても庭はできます。単に庭木を使わないというだけでなく、それを補ってあまりある素材をセンスよく取り入れ、デザインしてみましょう!

【作成日:2013年3月7日】


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