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園路は歩きやすさが優先!庭石や植栽を使ってご近所にアピール

庭の園路
花や木を使って華やかな通路にしたいです。楽しく歩ける工夫を考えましょう!

 園路とは?

 園路【テラス、池、バーゴラ】

園路の設定を行う場合、通路としての機能性とともに、庭の施設としての景観性を考慮しなければなりません。また、主庭に入るための園路の場合、通路としての機能だけでなく、意識の転換を図る場所とての役割を持たせることが多いです。例えば、心が改まるような動作として庭門やアーチをくぐらせたり、流れを橋で渡らせたりする場合があります。

さらに、主庭内の園路の場合、景観性を考慮するとともに、建物からの出入り口(吐き出し窓等)とテラス、池、バーゴラなどの施設をスムーズに回らせることが大切です。つまり、少しでも長く歩かせるようにしたほうがゆとりが感じられ、庭として作る部分が多くなります。真っすぐいけば近いのに、曲がったり折れたりしながら、わざと遠まわりさせることがポイントなのです。


 園路のパターン

園路のパターン
直線と曲線のパターンがありまが、カーブさせたほうが面白いデザインになります。

 直線パターン

最も機能的で施工性もよいですが、面白みに欠けるところがあります。舗装の模様や配植などで変化をつけたり、園路沿いに花壇を作るなどして変化を出しといいでしょう。


 曲線パターン

人間の本来の動線に最も近い園路を作ることができます。直線パターンよりのコストがかかることが多いですが、デザイン性が高く柔らかい印象を与えることができます。


 石の並べ方

 飛び石

飛び石の通路
猫も歩きやすい飛び石の間隔です☆置きながら何度も試しに歩いてみると、しっくりきます。

飛び石とは、歩行に適した形状の自然石または加工石を、地面に適当な間隔を空けて固定したものです。茶庭から始まった伝統的な園路の形式で、歩きやすさよりも庭の風景を作ることに重きが置かれています。

飛び石の間隔(幅員)は、石の大小と個人の足の大きさにより様々です。一般的には36~40cm、地面からの高さは3~6cmです。材質としては、御影石などの花崗岩系のものが多く使用されています。


 敷石

敷石の通路
玄関までのアプローチの敷石です。

敷石とは、連続して石を地面に敷き込み通路としたものです。これらのうち、ある一定の長さと幅に限られた敷石を延段と呼びます。敷石はその形態上、切石敷、寄石敷、玉石敷の3種類があります。切石敷は真の形式とも呼ばれ、大小の板石を並べて作られます。

草の形式は、主として玉石などの小振りな自然石を用いています。最もくだけた雰囲気を持つ不整形な形式です。行の形式は、切石と玉石の組み合わせで、中間的な形式です。


 玄関までのアプローチには飛び石は使わない

玄関までのアプローチ
玄関までは安全性を考え、平らに仕上げましょう。

 玄関までは安全性が第一!

飛び石というのは庭の中で使うもので、玄関までという人を迎える場には向きません。格式という面もありますが、安全性が心配だからです。ただし、大判の自然石でしたら、石の素材次第で問題ありません。滑りにくい素材で、石の間隔をきちんと調整することが大事です。

玄関までは目をつぶっても歩けるようにしておくべきなのです。飛び石などのように、一歩一歩選んで歩かなければならないものは、急いでいる時には足が合わなくなってしまいますし、つまずくことにもなります。子供やお年寄りにも危険な場合があります。したがって、歩きやすいように平らな仕上がりにしておくことです。


 和風レストランに学んでみよう

和風のレストランなどでは、直径10cmくらいのゴロタ石を敷き詰めて、モルタルで目地をつめて作った通路もあります。しかし、よく観察してみると、足の動きに合わせて、大きな石をちょうど飛び石を打つように配置してあります。

このように作りたい場合は、最初に歩きやすいように、大きな石を足の運びに合わせて据え置いて、そのまわりに小さめの石を敷き詰めていくと、自然に歩ける石敷きとなります。これが極端で一目で分かるようだと面白くないので、中くらいの石、小さい石とうまく組んで、自然に足が運べるように作ることが秘訣です。


 庭石を使うと風格が出る

庭石の使い方
庭石は風格があり、庭を引き締める効果があります。まずは小さい石から。

足元をきちんと作ったら、次に庭石です。庭にはやはり石が必要です。石は通路の幅や長さ、アプローチ全体の広さに合わせた大きさのものを選びます。人を驚かすような巨石は避けて、質と品の良いものを選びましょう。

和風の庭には自然石を、洋風の庭には切り石など加工された石か、直線の多い石を利用します。石が庭にあると全体が引き締まります。植木だけでは何となく重みのない庭となってしまいがちです。

石に庭の美しさは、自然石の持つ美しさと、人工的に加工された石の人工美との対比にも見られます。長い間、雨風にさらされてサビや苔のついた石と、機械によってつくり出された直線との組み合わせも、意外にマッチしユニークな石の庭になります。


 植栽の選び方

園路の植栽
草花が咲き乱れ、落葉樹で木漏れ日を作れば完璧!

 落葉樹の株立ちがオススメ

植栽は、明るい雰囲気づくりに「落葉樹の株立ち」などはいかがでしょうか?北向きの玄関の場合はナツツバキやヒメシャラなどが適しています。常緑樹ならソヨゴやアオキが日陰で丈夫な木です。それらに下草、低木をうまく合わせて、奥ゆかしい雰囲気を作ってみましょう。


 草花をすき間に入れよう

花を多く使うこともおすすめします。ガーデニングを楽しめて、アプローチもきれいに飾ることができるのでおすすめです。特に花壇を設ける必要はありません。レンガなどを積むとスペースが狭くなるので、敷石やコンクリート打の通路の脇をうまく利用すればいいのです。また、コンクリートの平板や飛び石の間にも草花は植えられます。

季節ごとに植え替えたりして雰囲気を変えるのも、生活に変化が出て楽しいです。道ゆく人たちの目も楽しませてあげましょう。ただし、鉢物を多く門扉にかけたり、塀に吊り下げたりするのはあまり感心しません。まるで花屋の店先のような家がありますが、うるさくならない程度に、品良く飾り付けましょう。


 はやりの「オープンガーデン」って?

最近では「オープンガーデン」といって、自分の庭を解放してみなさんに見てもらう、という活動が各地で増えています。花の情報交換や愛好家の交流という面でも、とてもよいシステムだと思います。誉めたもらえれば、もっときれいにして楽しんでもらおうと張り合いも出て、近所とのコミュニケーションが増えるということがとてもうれしいことです。


 ライティングにも工夫が必要

ライトアップした庭
照明は安全性だけでなく、ロマンチックな雰囲気を作るのに最適です。

ライティングも考えてみましょう。数を少し増やして、玄関まで導いてくれるようなライティングをすれば、門前に立った時に、住む人のセンスが感じられるようなすばらしい園路、前庭が完成することは間違いありません。


 水やりは面倒だけど...

また、水道の柱を目立たないところに、低く設置しておくのも忘れないようにします。いつもサッと水をまいて、来客に備えられるようにしておくのが大事です。ホースを長く引っ張ってこないと水がまけないようでは、面倒になってしまうので、園路の中間ぐらいのところに設置し、植栽で隠すようにしておけばよいでしょう、スプリンクラーを設けるのも最近では多くなっています。

【作成日:2012年6月13日】


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