ブロック塀にも寿命があるの知っていますか?その2
【☆日本は世界的にも地震が多い国です】
近年多発する大地震によるブロック塀の倒壊によって尊い命がいくつも失われています。また倒壊により車道の確保が難しくなり、救援が遅れることもあります。
身近なところではトラックの走行によりブロック塀が揺れたり、笠木の落下による事故も起きています。
ブロック塀の管理は所有者の責任です。しっかりとした管理をする必要があります。
【☆ブロック塀、劣化のメカニズムとは?-ブロック塀の耐久年数は約30年】
ブロック塀は、良い設計・施工で作られた物でも、常に外気に接する過酷な環境にあるため、約20年で鉄筋にさびが認められるようになります。
日本建築学会の調査によると、ブロック塀に期待する耐久年数は約30年です。
木造住宅を30年使用するには、適切なメンテナンスを施さなければなりません。ブロック塀も、メンテナンスされることを望んでいます。ブロック塀の劣化のメカニズムをよく理解し、常に健全な状態に保ちましょう。
【☆安心なブロック塀とは?】
- (1)安心なブロック塀とは?
安心なブロック塀とは、「何があっても瞬時に倒れない塀」であると考えられます。つまり地震や台風または車の接触などによる大きな力を受けても、一瞬で倒れなくブロックが飛び散らないことであり、非難するための時間や道路が確保できれば良いということです。絶対に壊れないブロック塀は作ることができません。
- (2)ブロック塀の安全対策とは?
普段から危険がありそうな箇所には気を配り、心配であれば専門家によるブロック塀の診断・安全性の点検を受けることです。倒壊の危険があるものには、転倒防止対策またはブロック塀の積み替えを勧めます。
- (3)専門家(ブロック塀診断士)?
ブロック塀診断士という資格があり精密な検査ができます。当社にも診断士がおり適切なアドバイスをしています。
- (4)簡易診断とは?
一般の方が簡単に診断できるよう簡易診断の紹介をします。
【社団法人全国建築コンクリートブロック工業会より引用】
診断に当たってのアドバイス
- (1)建築後約20年経過すると、壁体内部の鉄筋にさびが認められるようになり抵抗力が弱くなります。
- (2)建築後に高さ方向の増積みをすると、全体のバランスや鉄筋が上下につながらない等の問題が生じます。
- (3)ブロック塀は自立構造物として設計されています。土圧や他の構造物からの力には抵抗できません。
- (4)用壁や玉石積みの土のものは、基礎の抵抗力不足や落下時の衝撃などにより、危険性が高くなります。
- (5)鉄筋の有無は、感度の高い方位磁石をブロック塀に近づけたときに、針が振れることで確認できます。
- (6)耐震診断には、危険を伴うことがあります。周囲に人がいないことを確認し、必ずブロック塀を押してください。
【☆近隣の町並みに配慮した景観を】
最近はブロックの種類も多様になり、私たち設計者も選択が困難な場合があります。私たちも最善の選択をしていますが、一番大切なのはお客様がどのようなイメージを持っているかということです。そこで私たちが提案したいのが「近隣の町並みに配慮した景観」です。
美しい町並み、住民に配慮したエクステリア設計、そうすることが私たちの使命でもありまた美しい社会を形成する上で大切なことだと考えています。
【☆ブロック塀診断、行っています】
当社では「ブロック塀診断士」による診断を行っています。不安のある方はお問い合わせください。