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コンクリートに使用する「骨材資源の枯渇」と「海砂の問題点」

コンクリートに使用する「骨材資源の枯渇」と「海砂の問題点」
コンクリートに使用する「骨材資源の枯渇」と「海砂の問題点」

日本のセメントの年間生産量は、1990年代に9000万トンから1億トンに推移していましたが、2000年以降は約8000万トンになり、現在は約7000万トンで推移しています。

世界の生産量は約30億トンで、中国が全体の4割を占め12億トンぐらいで圧倒的な生産量です。それに続くのがインドで約2億トンです。

 骨材の使用量

コンクリートに使う骨材
コンクリートには骨材が必要

コンクリートを作るためには、セメント1トンに対して約7トンの骨材が必要です。セメントの生産量を年間8000万トンとすると、骨材の年間消費量は5億6000万トンに達します。

ただ骨材はセメントコンクリートだけでなく、アスファルト舗装用にも使用される岩石材料で、道路の路盤材料にも使われています。これらをすべて合計すると、年間に採掘、採取される岩石材料は年間8億トンにもなります。


 骨材の枯渇

良質な河川骨材が枯渇

年間8億トンもの岩石材を消費すると、利用可能な岩石資源は枯渇します。しかも、採掘、採取された岩石のうちコンクリートに使用できる品質の岩石(骨材)は限定され、特に西日本では良質な骨材を調達するのが難しいのが現状です。

1950年代から70年代にかけて骨材の需要は11倍にも増え、1964年の東京オリンピック開催の年を境に、砕石、海砂、山砂などの多様な骨材が使われ始めました。つまり良質な河川骨材が枯渇してきたということです。


 海砂の使用・問題点

海砂の使用・問題点
海砂の使用・問題点

海砂にはアルカリ反応性の砕石や多くの塩分を含んでいますので、コンクリートには有害なものが入ってしまいます。

海砂の問題点は、塩化物を含んでいるだけでなく、全般的に見て物理的性質が劣るものが多く、細かくて貝殻片を含み吸水率が高いです。また、品質のばらつきも大きいのでコンクリートに多くの水を加えなければなりません。

特に西日本のコンクリート構造物に品質が劣るものが多いですが、その主な原因は海砂であると思われます。

最近では海外からの良質な骨材を輸入も増加しています。


【作成日:2010年2月1日】


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