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4. コンクリートブロックの白華現象

【1】白華発生のメカニズム

 コンクリート中で水に溶解したセメントの成分が、大気中の二酸化炭素などと結合して表面に白く現れることを白華あるいはエフロレッセンスといいます。セメントを主成分としているコンクリートブロックは、白華が出るものとして考えてください。


 CaO(塩化カルシウム:セメントの主成分) + H2O(水) → Ca(OH)2)(水酸化カルシウム)


 Ca(OH)2(水酸化カルシウム) + CO2(二酸化炭素) → CaCO3(炭酸カルシウム:白華) + H2O(水)


【2】外的要因

  1. 水:雨や水たまりなどの影響で発生しやすくなる。
  2. 時間:若材齢時に発生しやすい。(セメントの反応がまだ進むので)
  3. 温度:冬期(低温時)に発生しやすい。(セメントの反応が遅く、施工後に白華になりやすい)
  4. 風:風が当たると水が乾燥(蒸発)して白華が析出する。
  5. 施工:モルタルなどからも多く発生する。特に空練りモルタルは発生大。

【3】白華現象の誤解

 白華が多い製品は、裏を返せば強度、耐久性も大きいのです。

 白華は主にセメントによるものであります。よく目立つのがインターロッキングブロックですが、これはこの表層部分にセメント量が多いということで白華がよく発生しています。つまり人が歩いたり車が走ったりしても強度や耐久性が抜群に良いということなので、何の心配もありません。


【4】白華の予防

 舗装用コンクリートブロック(インターロッキング)は、水の滞留をなくすために勾配をつけて施工したり、下地をコンクリートとした場合は水抜きを設置したりします。

 組積用コンクリートブロックは、ブロック空洞内に水の滞留がないようにし、雨の影響を防ぐために笠木を設置したりします。


【5】白華の対応

 白華成分の炭酸カルシウムは水に溶けませんが、アルカリ性ですので酸性雨で中和され洗い流されます。半年から2年ぐらいが目安です。

 早めに除去したい場合は、市販のサンポールなどを水に薄めて白華部分にかけると泡が発生しますので、泡が消えたら充分に水洗いをしてください。

【作成日:2010年1月22日】